前回の続きです。
「生物学的には120歳くらいで上限に達している」とされる人間の寿命について。
最近、私の頭の中を浮かんでは消えていく
「人間の寿命は延びつつある」という妄想について書いてみます。
例えば今、80歳代とされる平均寿命が120歳くらいになるとしたらどうする?
と問われれたら、何が頭に浮かぶでしょうか。
それは、年を取ってそれ相応の肉体のまま生命が延長されるということではなくて、
老化が緩やかになって肉体に現れるのが遅くなるということです。
大人になるのが20歳で変わらないとすると、壮年・現役バリバリの時代が長く続くのです。
これをある方面からとらえれば、
「そんなに長い間頑張りたくない。もう十分。早く隠居したい」となりますが、
また別の方向から考えれば、
「もっと新しい時代を感じていける。今以上に輝いて生きられる。自分の可能性は一つではない」
となります。
女性は「見た目・容姿」に関心が高いので、気づく機会が多いと思いますが、
60年前(祖父母の世代)と比べて、人間の老化は緩やかになってきている。
それが「平均寿命」に現れるのは、まだもう少し先のことですが。
休まないで働き続ければ、心身ともに疲れてしまいます。肉体は、長く使えば衰えます。
それは、本来人間が持っている「自己治癒能力」によって回復することができる。
川の水は、ふだんは清らかに透き通っていますが、
嵐で荒れ狂うと、濁った泥水になってしまいます。
ですがそれは、自然の持っている自己治癒力が働いて、
回復して元通りになります。
濁ってしまったからと心配してあれこれいじりまわすのではなく、
ただ静かに、
黙って
「元に戻る」のだと信じることによって。
次回に続きます。
