汽水沼ぞいの空き地に、アサガオの花が咲いていました。
白地に紫色の筋が入る花は、おそらく「小町」という園芸品種です。
清楚な色あいでとても人気の高い品種です。どこかのお庭から種が飛んできて野生化したのでしょう。
アサガオは、朝に咲く花だからこの名が付いたのだと思いますが、
開花のメカニズムは「日没から10時間たつと咲く」です。
つまり朝には既に咲いている、月の光の下で花が開くのです。
たいていの花は主に太陽の光の影響を受けて咲きますが、
月の影響を受けることはないのでしょうか?
調べると、古代から農業は月の満ち欠けを基準にして行われていたそうで、
太陽の光ほど直接的ではないにしても、かなり影響を受けていると推測されます。
月によって起きる潮の満ち引きは、人間や動物の体内の水分にも影響するのだから、
植物の内部を流れる水分にも、影響を与えているわけです。
潮の満ち引きは、カニのような小さな生き物には産卵や成長を促し、
人間には感情の変化を引き起こすことによって、出産や成長へ間接的に影響します。
植物の場合は、どうなのでしょうか。
動くことができない、感情も持っていない、そんな植物たちが月の満ち欠けから与えられる影響は、
もっと生命の本質的な部分に及ぶのではないだろうか、という気がします。
「月 植物 成長」などで検索していて、月で植物を育てる研究プロジェクトのサイトがを見つけました。
植物だけに限らず、月の引力によってコントロールされるように生まれついている地球上の生物が、
月の上で生きていくことができるのかどうか、おおいに疑問です。
人間が持てるかぎりの科学の力を使って、あらゆる環境を整えたとしても、
潮の満ち引きのような、月からの影響を完ぺきに作り出すことは大変に難しいのではないかと。
月で植物を育てることで大きな壁が出てくるとしたら、
そのあたりのことではないかと思います。
今まで「オカルト」と片付けてしまっていた、科学で解明できない分野のことに、
科学者たちがこぞって目を向ける日も、近いかもしれませんね。
