今回のゴールデン・ウィークは、遠出はしないことにしていたのですが、
昨日、あんまり天気がいいので、電車とバスを1時間ほど乗り継いで行ける横浜市内の日本庭園に行ってきました。
水ぎわで咲いているのは、おそらくカキツバタです。
花名の表示がなかったので、「花菖蒲」じゃないかとか、「アヤメ」かなとも思ったのですが、
調べたところ、カキツバタで間違いないと思います。
英名では「アイリス」でひとくくりにされてしまいますが、
カキツバタは水辺で咲くのに対し、アヤメは乾燥地帯で咲くそうです。
また、花菖蒲は丈が1メートルと高く花びらの付け根に黄色が入るそうで、
ぱっと見はわかりませんが、よく見るときちんと見分けることができる、そんな程度の違いです。
「何れアヤメかカキツバタ」ということわざがありますね。
これは、
アヤメとカキツバタと
どちらが優れているかを競っているのではなく、
どちらも美しく優れているので、
比べることに意味はない、
・・・という意味です。
…平成の時代に大活躍したアイドルグループ・SMAPの歌で「世界に一つだけの花」というのがありましたが、
歌詞をよく読むと、古きよきことわざと同じこと言っているのがわかります。
古くから言われていることで今も残っているものは、
現代人に必要なメッセージを何かしら含んでいて、
残るべくして残っているものだと思うのですが、
「何れあやめかカキツバタ」というのは、今を生きるわたしたちには堅苦しいし省略しすぎていて、
「あやめ」を擁護しているような響きも持っています。
そこのところを補うために、「世界にひとつだけの花」という、現代にわかりやすい言葉にして、
老若男女に絶大な人気のSMAPの歌にのせて、今の世の中に届けられたのではないかと思います。
