いつも通る大通り公園の事務所脇に、サンゴジュの木が3本植えられています。
日陰で目立たない場所にある地味な木だと思っていましたが、冬になっても葉を落とさないので常緑樹であると知りました。
サンゴジュは、日本の千葉県より南西側に分布する常緑小高木です。
高さ20メートルまで成長しますが、庭木や街路樹として植えられているものは、大きくても6メートルくらいに調整され、
春に咲く白い花と、秋につける美しい実を楽しむのが一般的です。
風に強く、葉が燃えにくいことなどから防風林・防火林・生け垣としても利用されています。
たわわにつく赤い実が珊瑚によく似ているところから、サンゴジュの名がつきました。
調べたところによると、
真珠とともに「海の2大宝石」と言われて、古くから大切にされてきた珊瑚は、
サンゴチュウという八本の触手を持つサンゴ虫の骨格からできるそうです。
サンゴチュウは動くことができないので植物のようなイメージがありますが、動物で、
その証拠に卵を産みます。
産卵は、初夏の満月の夜に一斉に行うそうです。
小さな卵がたくさん詰まったオレンジ色のカプセルが海に放出され、
カプセルが割れて卵が漂い始めると、海面が、一面に赤く染まるそうです。
宝石よりも、こちらの美しさも捨てがたいものがあります。
珊瑚の美しさは、初夏の満月の夜に作られるのではないでしょうか。
