オパールは水晶とどう違うのだろうか?という疑問が湧いて調べていて、
オパールは Non-crystalline(結晶構造ではない)ということを知りました。
だから壊れやすいのだろうか?と思ったのですが、
鉱物やクリスタルにあまり詳しくないので、推測はほどほどにしておきたいと思います。
これをきっかけにして、結晶構造に興味が湧きました。
冬の寒い朝によく見かける氷の結晶・霜衣です。
温暖化の影響で横浜ではめったに見られなくなったので、
このお写真は自分で撮ったものではありません。
空気中の水蒸気が冷えて水滴に変わり、
やがてその一部が氷点下まで冷やされると氷の結晶になります。
植物は呼吸によって水蒸気を放出しているので、
気温が低いと小さな氷の結晶が付きやすいのです。
こちらの方は、窓ガラスについた雪の結晶です。
雪も年々降らなくなってきた関東地方でも、運がよければ見ることができるものですが、
とてももろくて、日が高くなるとすぐに溶けてしまいます。
寒い地方で見られる雪の結晶は、信じられなほどの美しさですね。
話は変わりますが、
中谷宇吉郎という、日本の物理学者がいます。
世界初の人工雪の作成に成功した人で、文才に恵まれて随筆家でもある彼は
「雪は天からの手紙である」
という言葉を残しています。
空の上で起きていることについてのメッセージが、
雪の結晶に含まれているのだと言っているのです。
彼は研究の結果、雪の結晶の形を見ることで、
それが作られたはるか天の上の、気温や過飽和度が推測できることを知りました。
ひとつの雪の結晶が作られるあいだに風に吹かれてさまよった空の上のことや、
通過したさまざまな温度や過飽和度の場所のことがわかる。
一つの結晶の中に現れる様々なパターンを調べれば、
空の上でその結晶がたどった歴史さえをも推測することができるのだそうです。
こんな小さなものにも、情報がたくさんつまっています。
雪の結晶は、ただ美しいだけではないのですね。

