前回の続きです。
胃弱で食が細く、ガリガリに痩せた体で何とか育ってきた私は、
どんなものでもたくさん食べて元気いっぱいの人を見ると、羨ましくて仕方なかったものでした。
結婚してすっかり大人になり、月や星や太陽が気になって
明晰夢を見たり、背骨をエネルギーが上昇したりしていたある日、
気づきがやってきました。
それは、
自分が食べて気持ち悪くなるものは、
添加物のたくさん入った加工食品と、白砂糖をたっぷり使ったお菓子、
そして肉類である
ということでした。
冷静に考えると、明らかに食べないほうがいいものを幼いころから察知していて、
身体が受け付けないだけだったのです。
この気づきをターニングポイントとして、私は肉体のバランスを急激に取り戻していきました。
もちろん食生活も改善しましたが、
その効果が現れるよりも、体調の好転の方がはるかに早くやってきていました。
「一瞬にして好転した」と言っていいくらいです。
バランスが崩れていたことの原因を正しく知ったことで、
「肉食や添加物満載の食品を受け付けない自分は正常である」
という意識の方向転換が起き、
その瞬間に、新しい自分になることができたのだと思います。
それは、今まで持っていた「自分は虚弱体質だ」という思い込みが消え、
どんなものでもよく食べて、元気でいられる人をうらやましく思う気持ちがなくなり、
自分と周囲を正しく見ることができるようになったということでもありました。
経験した範囲のことで、わかりやすい例として「肉体」を取り上げましたが、
心のバランスが崩れた場合にも照らし合わせることができる、貴重な経験となったのでした。
少し前に読んだ、前世療法を行っている方のブログに、
「原因となった過去を知る事でエネルギーが動く」というようなことが書いてあったのですが、
自分について知るというのは、ある種のパワーを持っていると思います。
何かのバランスが崩れて、うまく行かない物事を抱えているときに、
自分の内側にある原因を探りあて、正しく認識するだけで、
抱えていたトラブルや手強いと思っていた人生の障害物が、
一瞬で氷解してしまうようなことが、あるのだと思います。
・・・次回に続きます。
