昨日の「カワラナデシコ」で、秋の七草を追っていることに気が付きました。
それで今回は、先週近所の公園に咲いていた萩(ハギ)を載せます。
上品で控えめな風情のある姿で、秋に咲く日本の花として定番です。
盛りの季節は10月だと思っていましたが、横浜では既に3分咲きぐらいのものがちらほら。
意外と早いですね。
ハギの特徴は、枝が非常に細くて軽く、僅かな風にも揺れるくらいにしなやかなところです。
たくさん花をつけている大株が、風の流れに逆らわず揺れている姿を見ていると、
まるで風に合わせて枝を変化させているかのように、思えてきます。
風の流れを変えることはできないので、自身がしなやかになり、
どんな強風の中でも同じ場所に根を張って、ハギは生きていくことができています。
大きく育った公園のハギがあんまり見事なのでしばらくながめていたら、
「しなやかに、流れに任せて生きるのがよい」
というインスピレーションが、やってきました。
・・・何のことか、すぐにわかりました。
周囲を変えようするよりも、自分が流れに合わせるのがいいということを、
わかっているつもりでわかっていないという自覚が、私にはあります。
何年か前に、「変えよう」と頑張りすぎたことで、うまく行かなかった仕事がひとつあったのを、
ついこの間、思い出したばかりです。
周囲を変えたいと思うのは、信頼していないからそう思うわけで、
周囲を信頼していないのは自分を信頼していないことにつながるわけです。
うまく行かなかった仕事のさまざまなことが、頭に浮かんでは消えていくということが何度か繰り返されました。
気が付くと30分くらいたっていたのですが、もっと長い時間だったような気がします。
ハギと向き合うことで、気付きと反省を促されるという、自分の闇の部分と向き合う時間となったのでした。
以前も書いたことがあったと思いますが、植物は動いたり声を発したりできない分、
見えない力を使った働きかけは強烈です。
ハギと見つめ合うことで、一人でやってもうまく行かなかった反省がスムーズにできてしまうという、
思っても見なかったことが起こりました。
私には、植物と向き合うことが、自分と向き合うことにつながるのかもしれません。
またやってみようと思います。
