自分自身にたいするナゾ解き【音楽】 | Message

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自然から受け取ったメッセージを中心に発信していきます

古典文学については書きたいことがまだある気がするのですがきりがないので、この辺で一段落として、

 

時間のあるうちにもうひとつの書きたいテーマ、【音楽】に移ることにします。

 

 

私が感じている範囲のことですが、

 

世の中に「音楽が嫌い」という人はいるかもしれませんが、多くはないと思います。

 

今の時代、街中を歩いていればどこからか音楽が聞こえてくるし、家に帰れば家族がテレビをつけっぱなしで、始終音楽が流れてくる、

 

WEBでは、YouTubeで好きな曲が聞きたい放題。

 

一日中何かしらの音楽が耳に入ってこない日ってそんなにないと思います。

 

 

たいていの人は好きな曲があって、自分なりの音楽の世界を持っているかもしれません。

 

【音楽】はとても身近なもので、多くの人が語れる分野でもあります。私もその一人です。

 

小さいころからクラシック・ピアノをやっているので、好みがそちらよりですが、

 

趣味は?と聞かれると「音楽です。ピアノをやります」と答えています。

 

 

・・・こんな感じで、私の語れる【音楽】は、自分の趣味の世界のもの、自分の好きな曲や作曲家に関することぐらいなのですが、

 

特筆すべきこととして、生まれつきもっている難聴があります。

 

 

ここでも何度か書いていますが、特定の周波数が全く聞こえない耳を持って生まれていて、日常生活で不自由な場面がときどきあります。

 

健康診断にもひっかからないので子供のころは親も本人も気付きませんでした。

 

ただ、「何かが人とは違う・・・」という感じはずっとありました。子供の時にわかっていたら、違った人生になっていたと思います。

 

自分の感覚の中に何かが欠けているとはっきり感じたのは学校を出て就職した時でした。普通の人があたりまえにできることが自分にはできなくて、・・・そのかわり、人ができないようなことや、限られた特殊なことができるのです・・・

 

自分とは不思議なものだと思います。人と違っていると感じたり不自由な思いをしたりしていても、それが「自分が聞こえないせいだ」とは、なかなかわからないものなのです。だいたい生まれつきなので、正常に聞こえるのがどういうことなのかわかりません。

 

新人がよく頼まれるような社内仕事も、一般事務のようなことも全くできません・・・私は仕事を選ばなければなりませんでした。

 

 

大人になって結婚したとき、何かのついでに受けた精密検査で難聴だと知りました。びっくりして母に報告すると、祖先や親類にちらほらとそういう人がいるから、おそらく遺伝的なものだというのです。

 

...私の人生に対するナゾが、半分以上解けたと思います。

 

 

ですがこのとき、新しいナゾが生まれました。

 

音楽をやるにはよい耳が大事といわれます。難聴がわかってからの私は、聞き取り能力が劣っているはずなのに長いこと「音楽が趣味」と言って生きてきた自分自身が不思議でした。

 

聞こえるとは何か、 自分っていったい何? 自分自身にたいするこの謎解きに、ピアノに向かうことがおおいに役立ってくれました。

 

今でも続いている「謎解き」を通して得たものがあります。記事にしたいのは、そのことなのです。