・・・前回の続きです。
「夢」がテーマの記事が続いています。ずっと普通の夢のことばかりでしたが、ひとつだけ明晰夢の話にします。
だいぶ前の話ですが、明晰夢の中で私は、空を飛ぶ練習をしていたことがありました。
最初はうまくいきませんでした。飛ぶどころか空中に浮かぶこともできず、すぐ足が地についてしまいます。
いろいろやっているうちに、浮かぶことができるようになりました。ですが、前に進めず、ただ浮かんでいるだけ。
しばらくやっているうちに、足を動かして進むことができるようになったのですが、ずっと地上近くにいて大空に舞い上がれません。
「上昇できないのかな、空に舞い上がったら気持ちよさそう」
と空を見あげると、大きな鳥が気持ちよさそうに飛んでいるのが見えました。たぶん鷲だと思います。
・・・あんなふうに飛べないかな? と思った瞬間、意識がその鷲の中に入り、大空を飛んでいました。広げた羽の下に風が入ってきて、飛んでいるというよりは、空気の流れに乗っているという感覚でした。
この安定感。大地の上にいるよう。
......
と、こんな内容です。明晰夢のなかで鷲になった瞬間、「空を飛ぶ方法」がわかってしまいました。
空を飛ぶには、まず力を抜くこと。「上手に飛ぼう」と思うのをやめること。手や足や頭を必要以上に働かせないこと。
羽を水平に広げたら、「上昇する」と意図して、心を無にして自然に任せる。心の中から雑念がなくなったとき、自然と風が羽の下に入り始めて、前に進みながら上昇していき、気がつくと空にいる。
ということです。この「鷲に教わった空を飛ぶ方法」で、ときどきどき見る明晰夢のなかで私は何度か空を飛びました。
やがて次のステップに進んで、自分の体は数え切れないくらいの細かい粒子の集まりでできていて、自由に変形できることを教えてもらうと、
今度は細長い体になって、うねりながら舞い上がって飛べるようになりました。細い体でどんなところにも飛んで行くことができます。地球の反対側にもいけるし、宇宙にも行けます。過去にも未来にも。
まるで蛇にでもなったような、妙な感じ、
羽を広げる必要はなくなりましたが、鷲に教えてもらった「上昇する」と意図する方法は、基本としてしっかり身についています。
今でも私はときどき、粒子の集まりである自分自身を変形させて、長細い龍体となって空を飛んでいます。
明晰夢の中の話ですと、あらためてお断りしておきます。
…次回に続きます。
