昨日の続き。
多くの人が、
英語を話せるプロセスをイメージするとき
① インプットする
② インプットしたものをアウトプットする
③ はい、話せるー!
みたいなのを思い描きながら
一生懸命インプットに励み、
それをアウトプットする練習をする。
(昔の私みたいに)
あるときは独学の練習で
あるときは英会話のロールプレイで
アー、ウーって言いながら
脳内フル回転で組み立てる。
これを繰り返していれば、いつか慣れて、
アー、ウー言うこともなくなるし、
だんだん滑らかになるはずだ
と信じながら。
そしてあるとき、
あれ?私いつまで経っても
しどろもどろじゃない?って気づく。
このプロセスに決定的に欠けているのは
インプットの熟成
インプットしたものを
アウトプットする段階で、
採れたての青いままのインプットを
そのままアウトプットしようとしている。
それだと、
意識して出そうとするしかないのです。
「こないだ覚えたやつを出す」意識。
意識して思い出して
意識して組み立てて・・・
でも、
普段日本語をどんなふうに話しているか
を考えたときに
そんなこと1ミリも意識してないし、
意識する暇もないのがわかるはず。
母国語と同レベルの流暢さを
求めないにしても
意識に頼っている限り、
いつまでたってもしどろもどろです。
インプットはね、
たくさんたくさん取り込んで、
英語の層として重ねて熟成させるの。
たとえば1つの表現に出会ったら
同じ表現に全く別の素材の全く別の文脈で
何度も出くわすくらい
大量のインプットの中で刷り込んでいく。
どんな状況の
どんな気持ちのときに
どんなふうに使う表現なのかを
パターン化していく。
(↑このパターン化プロセスは、
あなたの脳の無意識領域が勝手にやってくれるよ)
だから昨日も言ったように
インプット:アウトプット=1:1
じゃないの。
それじゃ青いままのインプットしか
アウトプットできないでしょ?
インプットは大量にたっぷり取り込んで、
いい感じに熟成するのを
楽しみながら待ちましょう。
熟成が進んだら、
最初は2語、3語くらいの短いフレーズ。
でも自分でも驚くくらい
するんって無意識に出てくる瞬間がある。
それがだんだん
長いフレーズもするんってなって
フレーズ同士をつなげられるようになって
これまでのしどろもどろとは違う
新しい自分に出会えるよ
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