単語暗記や文法ドリル
長文読解、リスニング練習
週に数回のオンライン英会話
インプットもアウトプットも
がんばってるのに話せない!!
と悩んでいたりしますか?
もしそうなら、
その理由がこんなところに潜んでいるかも。
①インプットが少なすぎ
確かに両方がんばってるんだけど、
バランスが悪いパターン。
第二言語習得の理想的なバランスは
大量のインプットと
少量のアウトプット
インプット:アウトプット=1:1
とかだとアウトプットの比率が多すぎ。
やたらとアウトプットを押す人もいるけど
私に言わせればほとんどの日本人は
インプットが少なすぎです。
②インプットじゃないものを
インプットだと思ってやってる
ベクトルの方向が間違っている
もったいないパターン。
ここでも言ったように
単語暗記や文法ドリルなど、
暗記やお勉強で頭に詰め込んだ知識は
インプットではありません。
だからやるな!
と言っているわけではなくて
暗記やお勉強で頭に入れた知識を使って
本当のインプットもたくさん
する必要があります。
本当のインプットとは、
日本語で本や新聞や会社でのメールや
友達からのメッセージを読むように、
日本語でドラマを観てラジオを聴いて
駅の構内放送や同僚たちの話を聞くように、
英語で書かれているものを読み
英語で話されていることを聴く
こと。
これをやらずして英語力は上がりません。
③インプットが意識的
長文読解もがんばってるし、
リスニングのテキストも解いてるよ!
それって英語を読んで聴いてるんだから
インプットでしょ?
・・・はい、technically にはそうですね。
でも多くの人のやる
長文読解とかリスニング練習って
テスト仕様なんですよね。
参考書の仕様の話だけじゃなくて
それに取り組むときの脳内意識も。
意識の向けどころが
・この問いの答えはこの段落にあるな
・正解できるように一言一句理解しよう
・スピードについていけるようにしよう
みたいな、
本来のインプットの形とずれてる。
これも何度も言ってるけれど
理想的なインプットとは
それが英語であることを忘れるくらい
内容に夢中になりながら
読んだり聴いたりすること。
正解や英語力アップを意識するのではなく
で?で?続きはどうなるの?
ってうずうずしたり、
感情移入して笑ったり怒ったり泣いたり、
この情報がないと●●できないんだよなー
という、実生活に本当に必要だったり
そいういう気持ちで英語に触れる。
そうすることで
脳内の無意識領域に英語の層ができ始め
それがある程度厚くなってきたときに
少しずつ
パーツパーツごとに
層から滲み出た英語が
自然に頭に浮かぶようになり
それを「少量のアウトプット」する。
これが本来の英語習得の形。
入れて→出して→ハイできたー!
みたいなカラクリにはなっていない
ということをまず知ろう。
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