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昨日のブログで
新しい表現に出会ったら
英英辞典で例文を確認するのが習慣
という話をしました。
この例文確認のときに使うのは
必ず英英辞典で、
英和辞典、特に
オンライン英和辞典は使いません。
別に、
どんなときも英和はダメ!
と言っているわけではありません。
初中級で英英辞典だけに頼るのは
かなり無理があるし、
私も今でも動植物の名前とか、
英和でも定義を確認することもあります。
・・・でも、
英和辞典、
特にオンライン辞典の例文は・・・
かなり怪しいものが混ざっています
なぜ怪しくなるのか、
その裏事情を私は知っている・・・
オンライン辞書の例文は
日英対訳になっている既存の文書から
該当の単語が含まれる文を抽出して
例文として載せることがあって、
問題は、その既存の文書。
当然、
英語版/日本語版の対になった文書のうち
どちらかはオリジナルで、
どちらかは翻訳されているわけです。
その翻訳の質が・・・
以前、
翻訳会社で働いていたときに
日常茶飯事だったこと。
官公庁などから、
何千ページにもなるような巨大な
日英翻訳の入札案件が来ることがあります。
信じられないほど短い納期で。
超巨大案件の入札は当然、
どの翻訳会社も勝ち取りたいので、
びっくりするような低料金の見積もりで
アピールして勝ち取ります。
超急ぎの超低料金の翻訳。
品質は・・・?
ベテラン翻訳者は翻訳料が高いので使えず、
新人の翻訳者をどんどん投入して
丁寧に翻訳する時間も与えない。
または最近なら機械翻訳。
ネイティブチェックもササッとチラ見。
そんなふうにできあがったものから
抽出された対訳例文が
英和辞典には載っていることがあります。
辞書=正しい
イメージがあるよね?
でもね・・・
英語の層ができている人は、
こんな裏事情を知らなくても気づく。
違和感のある英語表現が散見すること。
特に、
某オンライン英和辞典の
「例文」のタブによく載っている、
出典が「●●庁」とか「△△法令」とか
一見、信頼置けそうなやつが
実は一番危険
私は、
少しずつ積み上げてきた英語の層に
異物を入れたくないので
英和辞典の例文は見ないようにしています。
もちろん、
全ての例文が怪しいわけではないし
英語らしく書かれたものもある。
さっきも言ったように、
英和は例文がおかしいから
どんなときもどんな人も英英辞典を使えー!
なんて言うつもりはない。
でも、
辞書なんだから絶対正しいはずだ!
という固定観念は、
早めに捨てておいて損はないですよ
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