息子は、今回も1回目のような成績を取るんだと意気込んでいた。

一方、父母は、この間は良かったから、今回はやらかしてしまうに違いないと弱気であった。5年生の1年間で、結構勉強したよねと思っていても、今一つの成績を取ってきてくれたので、心にダメージを受けないよう、予防線をはる癖が親にはついてしまった(苦笑)。5年生の後半のカリテ等の日は親の方が精神的にまいっていた。今は、一喜一憂しないをお互いに言い合うことでストレス軽減を図っている。ドラマの下剋上受験で、父親の精神がまいってきているのは感覚的にはよくわかる。

 

ふたを開けてみると、前回よりは下がったものの、息子としては良い成績と言える結果だった。前回、なぜか高得点をたたき出した国語は落ちていたが、算数が頑張ってくれていた。社会は暗記が足りず落としたが、理科は前回並みという結果だった。

 

解き直しをすると、算数は痛恨の大チョンボをしており、国語は記号問題を何問も落としていた。国語については問題の解説をじっくり行ったが、身についたかどうか・・・。息子の国語の間違え方をみると精読が弱いという感じ。大まかな文意は理解しているのだが、精読していないものだからか記号問題を何個も落としてしまう。選んだ記号に関係のある文章だけでももう一度読んで、おかしくないか確認してほしいものだ。これも何度も言い続けないといけないのだろう。

 

A3のクラスでよい成績をとることに満足せず、Mクラスの子たちが算国の共通問題、理社でどれだけ得点できているのかを意識させなければと思うが、あまり上を見ることによって、ダメだしをしてしまうのは息子の心を傷づけるだろうから、物の言い方のさじ加減が難しい。しばらくは、勉強の成果が出てきていることを素直に称えようと思う。

 

今週末は全国公開模試。クラス落ちを決定づけた因縁のテスト。公開模試の方の成績が上がるにはまだ時間がかかると思っているが、あの壊滅状態だけはさけてほしいと切に願う。