
25歳でお店(ダイニングバー)を始めた
自分は何もかもが楽しくて、
希望にみちあふれていました
とはいっても友達(Tくん)と始めたお店
ですので
完全に自分の店
というわけではなかったのですが
それでもお店には友達が連日きてくれて
また繁華街も賑わってる時代でしたので
月に200万円~250万円の売上があがって
いろいろと経費をひいても
35%~40%(70万円~100万円)は
残っていました。
月によっては50%近く残ったときも
あり、お店に500万円ほど投資した
お金(250万円×2)を1年足らずで
返すことができました
当時はフリーペーパーなどの広告も
出回っておらず、イオンや駅ビルなどの
郊外店舗もない時代でしたので
みんなが飲み食いする場所は
市内の中心街に集中していたので
そんなに広告費を使わなくても
集客できていました。
それに、友人のTくんとスタッフも
かなり社交的で知り合いもたくさんいて
彼らに話をしたいという目的で
来店される方も多々いらっしゃいました。
今になって思いますが、
商売の基本は"価値の提供"だと
よく言われますが
美味しい食べ物やお店の雰囲気がいい
だけではなくて
スタッフやオーナーのお客様に接する
対応がいいとか、笑顔が絶えないとか
も含めた、お客様のことを一番に考える
"価値の提供"
ということが自然とできていました。
この時はまさにそれができている時
でしたので常連客や一見のお客さんも
きてくれていたのかなぁと思います
現在でもそういうことができているお店
というのは長く営業してらっしゃると
思います(Tくんのお店も現在も
盛業中です)
実はそのパートナーのTくんは自分とは
サーフィン仲間でした
波のある日はサーフィンして
休みの日は夜は飲みにいき
自分では毎日充実した日を
過ごせているなと思っていました
~ハイリスクハイリターンの時代へ~
それから5年がたち
Tくんは2店舗目を出店、その翌年には
3店舗目を出店と勢いがとまりません。
本店のほうは私がTくんに権利費用
を払い、実質自分の店になりました。
それをきっかけに同じお店に
今まで稼いだ何百万もの
お金をかけてリニューアルします。
大きな間違いでした
このときあたりから何もかもが
変わっていきました。
駅ビルが建ち並び、郊外型の
ショッピングモールができ
人の流れはドーナツのようになり
街はだんだんと人が少なくなりました。
フリーぺーパーなどで何万円もかけて
広告をうっても週末くらいしか
人はこなくなり、
団体客が入って
売上は上がるのですが
常連客は入れませんでした。
入れないとわかると平日も
あまりきてくれなくなりました
パートナーのTくんや前のスタッフも
いません。価値の提供もできてません
すぐやめればよかったんでしょうけど
"そのうちなんとかなる!!"
と根拠のない自信をもちながらずるずる
と時間だけが過ぎていきました
まさに株やFXでいう塩漬け状態
そのうちあがるだろう
どうにかなるだろう
状態です
祈りなんか通じない
わけですよね。
困ったときの神頼みなんで(汗)
その当時さらに追い打ちをかけられる
ように消費税は年商3000万円以上対象
だったのが
年商1000万円以下に変更へ
飲食店で年商1000万円以下だと概算で
(年収300万円以下のかたが非対象)という
ことで、
ほとんどのお店が払うはめに
なりました。
そうなんです。苦労して売り上げても
30万円~40万円は税金(消費税)で
払うことに
"これはもうやってられないな"
その年にお店を廃業しました。
何百万もつかってお店をリニューアル
しても
ほとんど儲からない
まさにハイリスクローリターン
です
でも失敗から学びました
あの有名なエジソンだって
ウォルトディズニーだって
何回も倒産や廃業を繰り返してたわけだし
ほとんどの成功者の多くは
失敗から学んだ
そしてまた行動した
という事実があるわけで
自分にとってはいい経験になりました
失敗したからって
なんなのだ?
またやればいいだけの
ことだ
~ウォルトディズニーの言葉より~
(つづく)
