舷門とオタク。 (愚か者の詩シリーズ)
舷門というのは、停泊中に設ける艦船の一般受付窓口兼警備所見たいなものの事なのですが、http://fetia.blog34.fc2.com/blog-entry-410.html#comment-top の自分で書いたコメントを見ていて思い出した話をひとつ。
今回の登場人物は私とその友人A、そして筋金入りの軍オタのBです。
Bは旧軍のジイ様たちと飲み会をしたり、旧軍コスプレで某神社を参拝するほど、ある意味気合十分なヤツです。(制服で行けばいいのに・・・・)
舷門は2人一組で数時間交代で立直するのですが、夜間などに仲のいい者同士の組み合わせになると、数人で引き続き舷門にて雑談を交わすことがしばしばあったりします。(その逆もあるわけですが・・・・orz)
友人Aとたまたま一緒に舷門を立直することになり、しかもその前の舷門立直者の片割れも同じ趣味(ぶっちゃけサバゲw)で時々遊ぶ事のある人物(B)だったので、計三人であーでもない話をしていました。その時期にちょうどチーマーとか、ガングロとかの若者風俗がちょっとした話題になっていたので、そういう話をしていたときの事、世間で語られている情報をひとしきり述べ合った後、Aが
「25番を食らわしたい!」
と、言いました。25番とは、旧海軍で言うところの250kg爆弾のことで、私を含めその雑談に参加していた3人には、説明のいらないキーワードのはずでした。
つまり、彼なりのセンスで「そんな輩は撲滅せねば!」と言ったわけです。
私は爆弾は扱った経験が無いものの、それと同等の炸薬量のもの(ぶっちゃけボフォース弾wを扱った経験があり、その大きさと威力にはある程度実感がありました。
そんなAの発言を聞いて「25番はデカいってw」と述べた後にBがこんなことを言い出しました。
B :「25番というのは、海軍で言うところの250kg爆弾のことですね。(←断言口調)」
私とA:「・・・・。(いや、知ってるし。なんで補足説明?)」
こち亀にも、両さんがガン(銃)オタに対して
「合いの手で説明しているところが恐ろしい」
との描写が出てきますが、まさにそんな感じの出来事でした。