愚か者の詩 2 (実は意外と大阪は~のお話) | 〇〇。例えば韓国 はどうなっているのか?( ̄▽  ̄ )

愚か者の詩 2 (実は意外と大阪は~のお話)

某海上自衛隊の、某教育隊での私の体験談です。(韓国は全く関係ありません)



それは、とある休日の出来事でした。


「俺はもうタバコやめたけんね」


と言いながら、九州出身のAが「どっかり」と喫煙所の椅子に腰をおろしました。


そこに居合わせたのは大阪出身の私と、同じく大阪出身のBでした。


もちろん、私もBもタバコを吸っていました。(喫煙所だしねー)


「(・・・喫煙所にわざわざそんなことを、何故言いに来たのだろう?娯楽室があるのに・・・)」


と思い、Bと二人で「何それ?」とか「ほんならここにこんほうがええやん」(この「やん」が後々問題になります)とか質問と提案をした後、私は


「(これはイジッて欲しいに違いない)」


と思い


「タバコうまいわー」


と挑発してみました。


なんと、Aは早々とこの時点でぶち切れてしまい、 「何でそんなえらそうに言うちゃね!!」といいながらB(なんでBに!?)のクビを思いっきり締めに掛かりました。


殴りかかっていれば大慌てで止めに入ったのですが、しかし「(首の締め方がしつこいぞ)」と思って止めに入った時にBは締め落とされてしまいました。(すぐ気が付いてくれましたが)


近傍にいた同期連中が続々と集まる中、肩を怒らせながら、しかし逃げるように現場を後にするA。


後でみんなで色々話し合ってわかった事は以下の通りです。


大阪弁はえらそうに聞こえる(多数の九州出身者 談)

九州弁で「やん」は「鼻高々に断言するときの言い方」 (福岡出身者 談)

・Aの言動を受けて「イジッてほしい」と判断したのは大阪人特有の判断の可能性あり

(↑大阪出身者からブーイングが起こる

・年が違う(Aは少し年上)ので同期とはいえ少しは気を使って欲しい


他にも「えらそう」に掛かる証言として


・以前ヤクザの経営するホテルで料理人をしていたが、そのホテル内部では「出世するほど、しだいに大阪弁になっていった」(鹿児島出身者 談)


いわゆる関西弁の圏内の者(近畿全域と徳島、岡山含む)には驚愕の証言の数々だったのは、言うまでもありません。


結局Aとは仲直りしたものの、「えらそうに聞こえるから、少しは気を使ってくれ」という問題が浮き彫りになったままです。


そこで私は


大阪弁の敬語というものがあるので、それを使っていいか?」


という提案をしました。


近畿圏以外の一同は「何それ?」といった感じでイマイチな表情だったので、「例えば」と前置きをしてためしに使ってみました。


*「何ゆうてはりますのん、そんなこと言わはっても、俺らも悪気はないですやん


そう言った直後、近畿圏以外の一同になんともいえないどよめきと笑い(多分失笑)が巻き起こりました。


「ww”ですやん”ってwwもうよかたいwww普通に喋って。俺らはAみたいにそんなに気にしてないからwwww」





*ちなみに、このような言い回しは「敬語」に聞こえないらしい(海自フライトエンジニア 厚木在住 談)



教訓:大阪弁を不快と感じる方々は意外と多い。諸刃の剣と心得よ。