テレビ視聴中。(関テレ、ある特集)
ある朝、「おざっす。」(「おはようございます」の意)といつものように先輩に挨拶した所、様子がおかしい。
「お、おう、っーーぅーー。」なにか痛そうにしていると思った。
よく見ると顔は薄っすらすすけ、作業服も薄汚れていて、しかも腕の部分が裂けて、その腕をよく見ると10センチほどのグチャグチャの傷口があった。
私はとっさにこう思いました。
「(どこで?なんで?・・・痛そうやけど、顔色は悪くないし・・・・しかしすごい根性してはるなぁ。転んで擦り剥いた位の、なんでその程度の痛がり方なん?)」
大きな傷を受ければ、「顔面蒼白、呼吸は小刻みで速い」が常識だとおもっていたので、その判断材料と「現状」を照らし合わせ、
「(傷口はすごい事になってるし痛そうにはしているけど、しっかりした足取りだし・・・なんか大丈夫そう?だいたい歩けるのに何故医務室ではなくここへ来たのか?)」
と判断しました。
たぶんあからさまに焦った表情をしていたであろう私に、先輩はこういいました。
先輩:「マジで信用した?ホラ!これすごいやろ。」
私 :「(えっ!?あれ?)なんですかそれ!!」
先輩:「あほや!!焦っとったやろ今!!」
つまり、特殊メイクでした。
そういう臨場感の演出は必要なのでしょうか?
と、今でも思います。
ちなみに、こんな演出はこの時だけで、普段はしてませんのでご安心ください。
(事の詳細はカンベンな!!)