納豆に刻みネギを入れ『このニオイがイイな~!』と言う父親。

本日の夕飯はカレーです。

微塵切りに玉ねぎを刻み、飴色になるまでフライパンで炒めます。

キッチンに玉ねぎのニオイが充満し『甘~い玉ねぎのニオイがするね!』と歓喜の声を上げた母親。

『腹減った...。』とリビングからドアを開けて、キッチンに足を踏み入れた父親。

と同時に『ネギくせ~ッ!』と再びリビングに駆け戻った父親...。
お前の好みは解らん!
若い頃、一緒に髪の毛を茶髪にしたり、真っ赤に染めたり...髪の毛を酷使してた友人M。

最近、前頭部がM字にハゲて来た...。

強靭な生命力を兼ね備えているのか?僕の髪の毛は未だにフサフサである!

他の友人も昔に比べ、少しずつ頭髪が寂しくなって来てるのだが、一気に前頭部のM字が加速したMの頭髪を僕逹は[Mの悲劇]と呼んでいる。

震災以降、品薄が原因なのか?『淡麗Wが売ってない!』と電話を掛けてきたY。

ビールって飲む人によって好みが異なるようだが、Yは淡麗Wがお気に入りらしい...。

ビールを飲まない僕にとっては、どうでも良い話ですけど...。

そんなある日、ドラッグストアーに買い物に行くと、淡麗Wが置いてありました!

6本売りの淡麗Wを購入し、Yのアパートに向かったが、Yは留守らしい...。

今日も淡麗Wを求め、迷走しているのかな?

電話をしてアパートに呼び戻すのも嫌だし...そのまま玄関のドアの前に淡麗Wを放置し、帰宅した僕。

それから数時間後、帰宅したYから『お~い、聞いてくれ!家に帰って来たら、ドアの前に淡麗Wが置いてあったんだよ!ちょっと遅いけど、サンタからのプレゼントかな?』と電話がありました。

『おまけに外に放置してあったから、スッゲ~冷えてるよ!』と歓喜の声を上げていたY。

『お前からサンタさんにお礼を言っておいてくれ!』とYからの伝言。

照れ屋であるYなりの感謝の言葉なのだろう...。

イタズラ好きなサンタは、ベランダに干されていた靴下を淡麗Wの上に置いておかなかった事を後悔している。