「告白」で、僕のダークサイドをくすぐって、すっかり虜にしたくれた、湊かなえさんの作品です。
十数年前、小さな町の小学校で起きた事件。その場にいた4人の女子児童の事件と、その3年後に投げつけられたある「言葉」に対するトラウマとの葛藤の日々のお話です。
「告白」と同じ一人称の読みやすい文体(手紙であったり、会話であったり)で描かれていく彼女たちの運命の悲哀と展開に、ページをめくるのが止まらなくなって、また、2日間で読破しちゃいました
。
今回は、読んでいて「贖罪」とは何か? っていうより、「言葉」の持つ力の大きさ、重要さを改めて認識させられました。
「言葉」を「言霊(ことだま)」と考えるのは、本当に必要なことですよね。
激情にかられて発した一言、何気なくかけた悪意のある一言。
言葉は怖いです。
あと、やっぱり「女同士の友情」ってのも怖い物なんですねぇ![]()
先ほど、セブンアンドワイで、彼女の作品「少女」を注文しました。
もう1作くらい、この一人称での作品を読んで、そろそろ三人称の作品も読んでみないなぁ。