人の適性をどう判断するかについて方法論などない。
ただ、言えるのは判断が正しいかを検証するのは判断した当人より、第三者や判断された当事者が的確だということ。
私の部下について異動の打診があった。
絶対に向いてないと“私が判断する”部署にである。
当該部署の管理者は育成が下手で有名だが、荒れた現場の雰囲気をリセットする意味で新しい風邪が欲しいのだろう。
東北の男は頑固で困る。
自分から変わらないと、チームは変化できないのに。
白羽の矢を立てられた当人は、実は赴任当初引き取りを全ての部署から拒まれた。
私が唯一引き取ってそのグレードに見合った結果を出させていたのだ。
緑色の血が流れている私でも……流石に可哀想だと思う。