ALLMAN BROTHERS BAND | ますやんのドラム日誌 

ますやんのドラム日誌 

Dr兼Voのますやんが、日々を綴ります

最近、また聴きなおしてあらためて「超名盤!」と感動しています。


ALLMAN BROTHERS BAND

「Hittin’ The Note」


ますやんのドラム日誌 

そりゃもう、私はこの年齢なので、昔から聴いてますし、その昔、初来日も観に行きました。

ギターはあのディッキーベッツとウオーレンヘインズ。

開始前から仲間と相談 

「おい4時間くらいやるらしいけど、帰りの電車大丈夫かな?」

「7時からだからギリギリ終電、間に合うかな?」

「帰りの電車の切符、買っておこうぜ。 きっと混むぞ!」

「ここは日本だぞ!?まさか、そんな遅くまでやんないだろ?」


甘かった・・とにかく甘い考えでした・・

・・・途中のアコースティックTimeだけで1時間以上・・

時計を見ながらの観戦! そしていよいよ最後のウイッピングポストが始まった時、すでに3時間以上

経過!! しかも長い!!長すぎる!! おそらく30分はやってたかな?(笑)

終わった瞬間、席を立って帰る奴もいれば、アンコールを求める奴と場内大混乱!!

そして、なんとアンコール! 「ステイツボロ・ブルース」!! 

おいおい今度は何分やるんだ???

・・・・終わってみれば23時30分! 4時間半もやりやがった!!


結局金を出し合い、タクシーで帰りました(笑)


ま、それは良いとして、自分的には、ALLMAN 大好きなのですが、ディッキーがメインだった頃、

(これが一番永いのですが)、曲調がカントリー寄りになり、また彼の歌(声)がちょいと肌に合わず・・

おそらくアメリカ人で、望郷の念がある人にはたまらないのかもしれないけど、どうしても、曲によっては

ピンとこないものも多かったのも事実。


しかし、ディッキーが抜け、ウオーレンが中心になってからのALLMANは全く異質のバンドです。

初期~中期いわゆるディッキーが居た頃(これを黄金期という人多い)の明るい部分が消え、武骨で

ディープなブルースROCK的なフレーズが多くなります。 

個人的にこのテイストが大大好きで。 しかもウオーレンのヴォーカルも渋くて最高にカッコ良い!


その中、このアルバムは最高です。 僕的には数あるALLMANの中で最高傑作と断言します!!

2003年発表で、ひょっとしたらその後アルバム出してないかも・・

そうなると、最新アルバムにして最高傑作!! 凄い!

捨て曲なし! ギター最高! 渋いVoも素晴らしい!!


グレッグオールマンが病気療養で、前回のツアーでは、とうとう『オールマン抜きのオールマン

ブラザーズ』としてツアーしたそうですが。。

とにかく頑張って欲しいです!!