star & flower -14ページ目

star & flower

∞eighter∞


助手席に乗ってる愛しい人が、寝てる、多分。
キレイな顔。
赤信号で止まったら、そっと近付いて…キスをした瞬間に目を開けた。


ちょっとびっくりした顔を横目に、青信号を確認して発進する。
照れてる顔を窓ガラス越しに確認。
可愛いな。


空いてる左手を、照れてる右手に伸ばす。
びくんとしたその手を引き寄せて、甲にそっと口付ける。


ちゅ…


また照れてるのが横目に見えた。


「ぷ…」


「何やねん、笑うなや」


「別に~」


「何やねん、もぉ~」


「寝てたら?」


「寝てへんわ」


「寝てたじゃん」


「目閉じとっただけや」


「ふーん、気付いてたのにされるがままだったんだ…」


「ちっ、ちゃうわアホお前、そんなことあるか!」


「そーゆーことじゃん…したかったんだ」


「そ、そんなん言うてへんやん!
 だ、だいたいお前やないか、その、やらしいこと考えやがって」


「うん、あたしは常に思ってるから」


「そんなん言うて、ええんか?後で、知らんで?」


「何が?何するの?分かんないから言ってよ」


「言えるようなことだけで、ええんか?」


(この人には、敵わない)
「…やだ」


耳元に息を感じる。
「後で、カラダで教えたる」


「…あ、後で?」


「嫌や言うてもやめへんからな?
 何や?ここでシて欲しいんか?」


「…やだ、やだやだやだ」



「ほな、期待しとき」