ママの会やまがた、1年になります
安保関連法に反対するママの会やまがたを設立してから、12月9日で1年になります✨設立当初から、参議院選挙では安保関連法に反対する議員を山形県から送り出すことを目標にして来ました。結果として、野党統一候補が誕生し自民党候補者に大差をつけて当選できたことは、ひとつの希望になりました。しかし安倍政権は、全く国民の声に耳を傾けることなく、未だに暴走を続けています。...南スーダンへの駆けつけ警護を閣議決定した翌日の毎日新聞に、こんなインタビュー記事がありました。51歳男性の言葉です。「自衛隊員の方々には本当に頭が下がる思い。国際社会で誰かがやらねばならない。無理をせずがんばってほしい」と答えながらも、「自分の子や親族が隊員だったら絶対に反対する」と、複雑な思いを吐露した。こんな記事です。人は当事者でなければ、痛みを他人事として自分から切り離してしまいがちです。インタビューに答えた男性は、南スーダンへ行く他人の命の重さより、自分の生活の方がリアルなのでしょう。でも、ひとりのママとして、派遣される自衛隊員に思いをはせたとき、それぞれ全ての人に自分と同じ、我が子を愛するママがいることがわかります。そして、どんな理由があろうとも、我が子が殺し合いに巻き込まれることがあってはならない、それは自衛隊員に限らず、世界中のママが同じ願いだということがリアルに共感できるのです。そんなことも分からない安倍首相には、総理大臣はおろか政治家としての資格すらないと思います。どんな命であっても、国家権力によって戦争へと送り出されることがあってはならないのです。その想いが「だれの子どももころさせない」というママの会の合言葉になり、今や日本全国に100以上のママの会が立ち上がっています。その合言葉は、時代や国境を超える普遍的なものです。私たちママの会の役割の広がりと、可能性を確信するゆえんです。この1年間、メンバーはそれぞれ置かれた環境や立場が違うなか、ひとりひとりが自分の出来ることで活動を支え続けてきました。街頭に出てスピーチや署名活動をしたり、勉強会に参加したりと、外に出かけるだけが活動ではありません。夜に家事が終わってからカンパグッズを作ったり、SNSを使って多くの人に伝えたり、身近な人に自分の言葉で話して署名をもらったり、ママの会らしい活動のアイディアを出したり、フェイスブックで「いいね」を押したり、新聞で関連記事を読んだり…自分の出来ることから始め、政治に関心を持つだけで、立派な活動です。子育てや仕事、家事とただでさえ大忙しの毎日で、時には負担に感じることもあります。それでも私たちは、子どもたちの未来を思い、自分が出来ることをすることで、ひとりでも何か感じ取ってくれる人がいることを信じて、活動のエネルギーにしています。7月の参議院選挙で培った市民と野党の共闘は、大きな財産となりました。私たち市民団体の横のつながりは、大地に根が張るように、山形の地に豊かに深くしっかりと、広がっています。国会で自公政権を少数派に追いやり、安保関連法を廃止するために、野党のみなさんが「共闘」を実現し、私たち市民と手をつないで戦うことは不可欠です。どんな困難があろうとも、それを乗り越えて「共闘」していただきたい。私たちママの会やまがたは、それを全力で後押しすることを誓い、ママの会やまがた設立1年を迎えてのメッセージとさせていただきます。「だれの子どももころさせない」2016年12月9日代表 菊地若奈 もっと見る