江崎道朗先生の著書
「インテリジェンスと保守自由主義」を
読ませていただきました。
◎「インテリジェンス」とは?
・国家ないしは国家機関に準ずる組織が集めた情報の内容。
・その情報など入手するための活動。
・「情報機関」そのもの。
◎20世紀の東欧やソ連の人々について
「鉄のカーテン」の向こうで何か起こっていたのか?
私たちが自由を謳歌し、
笑いながら言いたいことを言い、
食べたいものを食べることが出来ていた時代に、
ポーランドやバルト三国、
ウクライナの人々やソ連の国民の一般の方々は、
共産主義の名の元に激しい人権弾圧を受けていたと実感。
その衝撃。
涙が出る想いに。
2022年の冬から春の現在、
ロシア、プーチン氏の侵攻によって
その思想が何を引き起こすかという現実を、
今まさに見せつけられている。
現在のウクライナはじめ、
全体主義の手元から離れることができた欧州の国々の方は、
もう二度と「この自由を手放したくない」と思っていらっしゃると思うし
これを許したら、本当に国民全体の「命」が危ないのだと思う。
◎ヤルタ会談の罪
第二次世界大戦の真の勝者は、
ソ連「スターリン」一人、だと思った。
ルーズベルト大統領とチャーチル首相との間で行った
ヤルタ会談(クリミア会談)での密約によって
欲しい物をスルリと手に入れた。
領土は拡大。
欧州は分割され。
日本の北方領土もソ連のものに。
中国や朝鮮半島も共産主義化し、
世界中にそのイデオロギーを拡大。
「敗戦革命」をベースにした共産主義的な考え方が、
各国の政府、マスコミ、学会に浸透し広がっていて
成功してしまった。
独裁者が「インテリジェンス」を
国や国民のためではなく
自分のために使った、悲しすぎる例。
怒りを感じる。
◎日本のインテリジェンスの現状は?
江崎先生が日本の政策立案に携わる位置におられたことで
知り得る「日本のインテリジェンス現状」を、
この本の中で伝えてくださっております。
・自衛官外交が出来始めていること。心の交流。
・国家安全保障会議の存在の意義について。
心配なのは、
それらを支える人、金、軍事の力が
足りていないこと。
◎減税と規制緩和
国民が自由に使えるお金を増やし、自由を保証する。
国民が豊かで強くなることで、国家のインテリジェンスが機能しはじめる。
◎自分のこれから
自身が、自立して生きることから。
ずっとフリーランスで生きてきたのは「自由」でありたいから。
これからも明るくしっかりと暮らしていくことを貫きたい。
そして、
私自身が「正しい」と思う情報の拡散を
SNSなどから拡散できたらと思う。
「インテリジェンスと保守自由主義」
著:江崎道朗氏 青林堂