浜松のピアノ奏者 森山雪子 生演奏・音楽制作・ピアノ教室

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そもそも、このアメブロをはじめたのは、母のためでした。

 

・母に普段の娘の暮らしを知ってもらう

・なかなか旅行できない母に、お出かけ気分になってもらう

 

その2つが目的でした。

 

いつぞやから、

すっかり仕事中心のブログに変わっていきましたが

それでも活躍(?)している私の姿を

母にはSNSを通して知ってもらって体感してもらっていました。

 

 

そんな母ですが、

昨日、永眠いたしました。

 

眠っている時に旅立ったようで

戦い終えた母の寝顔はとても穏やかで

ホッとしました。

 

駆けつけた妹達と会い

開口一番に出た言葉は、

「やりきったね」

 

母も、そして私達姉妹も、

本当にやりきったと思います。

 

そんな二人を両家の家族が皆で見守ってくれたと思います。

 

また、ケアマネさん

リハビリの先生

施設のスタッフの皆様

各種医療関係の方々が

本当に暖かく、

時には叱りながら

良く支えてくださいました。

ありがとうございました。

 

 

 

今は、お花いっぱい

笑ってお見送りできるように

みんなで粛々と準備をしています。

 

 

 

母からは、

「成人式で着ていた着物を棺桶にいれてね」と、頼まれていました。

おじいちゃん、おばあちゃんの愛が詰まった着物です。

 

 

ちゃんとクリーニングをして準備をしていたよ。

明日の納棺式で、着せてもらうからね。

 

 

母が「誕生日と正月とクリスマスが同時に来たみたい。ありがとう」

と、言ってくれた5月の花博巡りや豚さんたちとのふれあいの時間。

食べたいものも食べてもらえました。

 

母のために(ピアノを占領して!)演奏ができて良かった。

濃厚な思い出となりました。

 

 

6月から起き上がれなくなった母でしたが

ミュージアムコンサート

「小さなグランドピアノ 幻の音色」の出演は理解してくれていて

とてもとても喜んでくれました。

頭はずっと、クリアでした。

 

 

K.S.さんが切り抜いてくれた新聞記事。

母の旅立ちの際に持たせます。

ありがとうございます。

 

森山雪子という人は、

森山貞三さんと惠子さんが生み育てて

泉乃正和さんがカスタマイズした最高傑作です(笑)

 

 

 

母は私達に遠慮しているようにみせながらも

本当のたくさんの「◯◯したい」を言ってくれました。

 

そのために悩んだこともたくさんあったし

上手くいかないことも、いっぱいありました。

 

ただ、そのお陰で本当にたくさんの想い出を作ることができました。

 

 

 

そして最期はクリアな母が苦しまないように、と

亡くなったパパと犬のピーパースちゃんが

「もう、いいだろう」って、フッと連れて行ったような気がしています。

 

天国のパパも、守ってくれてありがとうね。

「お母さんを、頼む」という遺言、守れたかな?

 

最期まで、お母さんらしい感じで送れたらと思ってる。

見守ってね。

 

ーーーー

 

こんな感じなので「家族」テーマのお葬式になります。

お通夜は行わず、22日に小さなお葬式をします。

 

母が直接関わっていたり

母が私の友人や仕事の関係で

気にしてくださっている方で

漏れがあるといけないと思い

このブログを書いています。

 

何かあれば、直接、森山の方へご連絡いただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

数日前に夢を見た。

母が若返った夢だった。

 

夢の中の母は

黒髪がフサフサしていて

顔もふっくらしてニコニコしていた。

 

そしてトロピカルなピンツのシーツが敷かれたベットに

これまたトロピカルな水色中心のお洋服を着て

椰子の実や南国の鳥に囲まれていた。

 

とても不思議な気分になった。

 

昨日、友田先生とお話をした。

 

「今、ひとときを生きる刹那的な時の捉え方と

古代からずっと続く悠久の時の捉え方があると思う。

あなたの音には、悠久の時を感じる」

 

日本の歴史を深く感じておられる友田先生からの言葉。

しっかりと受け止めて、この後の音楽人生を歩みたく思いました。

 

(ミュージアムコンサート「小さなグランドピアノ 幻の音色」にて)

 

 

 

今の自分たちが

してあげられることって

なんだろう?

 

「◯◯さん、呼んで」と、母。

 

◯◯さんは看護師さん。

「どこか痛いかな?」

妹が看護師さんを呼びに行った。

 

妹が看護師さんを連れてきた。

 

「なあに? もりちゃん?」

 

そうしたら母は、

声にならない声で

 

「みかん」

 

……みかん!!

 

「えー、私を呼んで、みかんなの?!」

 

4人で笑った、

和やかだ。

 

笑いをありがとうね。