ちょっと久しぶりに書きたくなった事があります。


このブログを読んでくださってる皆さんは車に乗っていますか?

もちろんタクシーとか会社の車に乗っている人はいると思いますが、ここでは所有している人として認識していただけたらと思います。



今乗っている車は新車ですか?それとも中古車ですか?

もしくは貰い物とかかもしれませんね。



僕が今からお伝えしたいことは車に関してですが、これからの地球規模で考えていかないといけない話だと思い描かせてもらいます。



今車って世の中に数え切れないくらいありますよね。

過去から遡ってみると何千万台、何億台にもおよぶ車が製造されてきました。


2022年の自動車販売台数は約420万台でした。

もし、この車を10年くらい乗る人ってどれくらいいるんでしょうか?

また、壊れても、直して乗り続ける人はどれだけいるのでしょうか?


僕は普段整備士をしているのでいろんな車を見ますが、地方の田舎に行くと平気で20万キロ30万キロ乗ったり30年くらい乗ってる人もいます。


ですが、昨今の自動車業界って3何から5年で乗り換えが多くないですか?


と言う僕もディーラーの整備士を経て営業もしていましたから売ることで利益を得ていました。


だからこそ言いたいことがある。



3〜5年で乗り換えるのおかしくないですか?


てか、なぜ日本人は新車に憧れを持ってるんでしょうか?

そんなに新車じゃないとダメなんでしょうか?


ある人にどうして新車を買ったんですか?聞いたら、

人が乗ったのは嫌だから。

っていってました。


やばくないですか?

やばいと思うのは僕だけ?


だって電車とかバスとかいろんな人が乗ってるじゃないですか。

タクシーだってあなたを乗せる前に誰かを乗せてた訳だし絶対自分だけって無理じゃないですか。


そういうと、所有するものとしたら新品がいいって言ってました。


ここに矛盾を感じました。

所有しなければ中古でいいのに、所有になると新品信者になる。

変ですよね。


では、2024年に出るニューモデルの車と2020何にでた旧型で何が変わったか説明できますか?


自動ブレーキの性能が上がりました!

安全装備が付いてます!

乗り心地がよくなりました!

インテリアの質感が上がりました!

燃費が前作より5%上がっています!



ほんまにいりますか?

たったこの変化のたまにわざわざ高いお金出して新車を買う必要かあるのでしょうか?



僕がなぜこの問題をお伝えしたかと言うと、昨今の消費社会で、ゴミが増えるし、物は増えるし、それによる環境破壊や人件費問題、働き方など多くの問題が出ていると思ってるんです。

 一番は環境汚染。

車を作るだけで環境破壊になるco2などの物質が発生して大気を汚し、排水した水で海や川が汚れ、生き物達が住みにくくなっている現場がある。


もちろん人間社会に車はなくてはならないものだから車をやめろ!なんて極左的な考えではない。


言いたいことは、私利私欲のためにまだまだ直すと乗れる車を新車に帰る必要はなくないかってことを訴えたい。


きちんと整備をしてメンテナンスを心掛けると30万キロなんて普通にいくくらい丈夫だから。

タクシーなんて3ヶ月に一度メンテナンスをしているから70万キロ行った車も見たことあるしたぶん知らないだけで100万キロ超えている車なんていっぱいいると思う。



それくらいメンテナンスと言うことを大切にしていけば毎年こんなに車を作って売らなくてもいいんじゃないか。


こういうこと言うと、経済を回すためには消費と購買意欲を出させる必要があるなどごもっともらしいことを言われます。


それもそうだと思う。なので消費が悪いわけではないけど、物を大切にすると言う昔の日本の心を今こそ受け継ぐ必要があるのではないかと思っている。

であれば、町工場の人たちも修理をすることの大切さを伝えて自分たちの仕事に誇りを持ちながら収入も増えてくるだろうし、大手企業のディーラーやメーカーだけが儲かることを防ぐことができる。


持続可能な社会にするためにはこの大量消費から物を直す、大切にするという心が大切なのではないか。


みんなはどう思う?