雨のチェントラーレ駅。
昼の12時にY子さんカップルとチェントラーレ駅前のマクドで待ち合わせをしていた。
待ち合わせ場所に行く前に駅のスーパーで幹電池をまとめ買いした。
イタリアでどれだけの単3乾電池を買っただろ。
ホテルの部屋のテーブルの上に、使い終わった乾電池をずらーっと並べてるサマを見て、
ルームメイクの人は驚いてるに違いない。
ちと早めに着いたので、コーラを買って2階の外が見える席に着き、
ホテルのフロントからもらってきた日本語の新聞をめくる。
そしたらすごい太いおばちゃんが同じ席に着いて焦った。
出口を完全にふさぐんだもの。
12時にめでたく2人と合流。
あんまりこの辺で東洋人を見かけないので初対面でも大丈夫かと思ってたけど、
Y子さんは確かにおねえさんに似ていて、すぐわかった。
いやあ、久しぶりに日本語を発した。
で、まずはトルトーナ通りに行くことにする。
その周辺にサローネ関係の展示が集まってるみたい。
緑線でポルタ・ジェノバ駅へ。
彼氏さんはもう3年近くミラノにいるということで、安心してついていく。
この街なかを何も考えずに歩けるってのは不思議な感じだ。
駅前からのびるトルトーナ通り沿いに展示が集中している。
各地に散らばる展示のうち、一括で見てまわるにはここが都合が良さそうだ。
インテリアやファッション関係のショップも相乗りして盛り上げている。
そしてここは金物工場なのかな、工場そのものを展示スペースに使っている。
金属製の馬。馬車を引っ張ってちゃんと動く。
それがどうした。
でもみんな楽しそうだ。
面白いものを見つけると、偶然居合わせたもの同士で笑いあえる。
話はできないけど。
そんなのが時々あって、嬉しくなる。
サムソンのブース。
期待したのに冷蔵庫ばっかだった。。
エプソンのブース。
日本にいる出発前から目をつけていた。
はためく薄布にプロジェクターで映像を写しこんだ部屋はきれいだった。
が、ちょっとあっけない気もする。
近未来的な、不思議なスペース。
不思議なスペース その2
ここでカンパリソーダを配ってたので、
一休みしながら、彼氏さんと話しこんだ。
美容師さんなのだが、なんでミラノに来たのかとか。
こっちへ来てどうだとか。
なんだか久しぶりに熱い話をしたぞ。
すこし酔いがまわったかしらん。
これは。ソファか。だんだんアートの領域になってきたな。
飛行機の形をしたイス。
むしろ飛行機にイスがついてるというべきか。
すでにアートかどうかも怪しくなってきた。
なんか気持ち悪いのにでもクオリティの高い空間を、さらっと作ってくれるのね。
こういう感性ってどっからくるんだろう。
蛍光灯を使ったシャンデリア。なのか。
これ、ぐっときた。
よくわかんないけど、ガラスの器たち。
携帯電話で話しながら歩く日本人ととおりすがって、
彼は「何が良くて何が悪いのかわからんわ」って言ってた。
たしかにそうですな。
でもイイとかワルイとかどうでもよくない?
噴出する新しいアイデアのシャワーとか、
ちょっとかわったスタイルの提案とか、
ついでに商品のアピールなんかもあったりして、
なんか混沌としてるんだけど、
すげえだろ、見てよコレ。みたいな一方的なエネルギーが充満してる。
それを楽しめるかどうかなんじゃないかな。
でもそんなのに少し疲れてきた。
Y子さんが美味しいっていうピザ的な料理のお店に行って、
遅いお昼を取りながら、次の目的地を思案する。
雨が降ってなければよかったのに。
3人の靴はびちゃびちゃで、気温も低くて本当に寒い。
次はドゥオモ周辺へ。と決めたところで移動する。
ここからはトラムだ。
いくつか乗り継いで、ドゥオモの前に着いた。
じつはこの辺りの道のりをまったく覚えてない。
やっぱり誰かにおんぶにだっこだとだめだな。
はあ~これがミラノのドゥオモか。
ぱしぱし写真を撮ってると、2人においてかれた。
そりゃここに住んでれば見飽きるでしょうけどね、
初めての人間にはけっこうあれな光景なんですよ。
ここで、今から学校へ行くという彼氏さんと別れる。
とりあえずドゥオモ見てもいいですかってことで、中に入ってみた。
やっぱ天井高いわー。
壁にはステンドガラスもはめられて、けっこうきれい。
晴れた日にはもっときれいに見えるということで、ちと残念。
INTERNIの案内マップをみながら、ドゥオモの南方面へ。
ここからは点在する感じになる。
そしてさっそく迷子に。
2人で地図をにらみながら、あっちがこうでこっちがあっちじゃないの?
僕もそうだが、Y子さんも方向音痴みたいだ。
うろうろしながら、ようやくそれらしき場所にたどりつく。
大学の構内に構えられたスペースで、エコや緑に関する展示がされている。
ここを出てからも相当迷った。
ようやくたどり着いたお目当ての通りにはインテリアショップがたくさん。
なんでこんな写真撮ったのか。
相当疲れてたんだろう。
このほかにも喜多俊之とか日本人とコラボ的なところも。
ぐるーっとまわってドゥオモに帰ってきた。
ここからは旅行者宣言。
ガッレリアではちゃんと牛の上で1回転もしましたとも。
みんな見てるからちょっと恥ずかしいけど。
ここで8時になろうとしてることに気付く。
晩ご飯行きますかってことで、オススメのお店に行くことに。
地下鉄乗って行ったが、駅の名前は忘れた。
ミラノに来てからというもの、交通1日券は大活躍だ。
『アッボナメント ジョルナリエーロ』の名はけして忘れないだろう。
で、ここかなあ、あってるかなあといいながらも目的の店に着いた。
が、閉まっていた。
ブレラというところに食べるところが集まってるらしいので、
そこへ向かってトラムに乗る。
トラムを降り、うろうろするもどこも開いてない。
月曜は閉まってるところが多いんだと。
人通りもなく、真っ暗な道を歩くのはさすがに肝が冷える。
しかも今どこにいるのかすらも不明だ。
結構歩いて、2箇所開いてるレストランを発見。
わりとお高い感じだが、コレを逃したら次はないなということで、
日本人がチラッと見えた店に決めた。
席に着くとほっとした。
ずっと天気の悪い中歩きっぱなしだったしね。
付き合ってくれたY子さんと彼氏さんに感謝だ。
何が素晴らしいって、イタリア語のメニューを見て選べるってのが素晴らしい。
Y子さんにどんなのがあるのか教えてもらって選ぶ。
頼んだ料理は、生ハムメロン、パスタとリゾットをそれぞれ頼んで、白ワイン。
計100ユーロ。なかなかのもんですな。
でもおいしかった。特に生ハムと、ワイン。
イタリアきてろくなもの食べてなかったから、
本当に幸せになった。
食べ終わって店を出たのが10時過ぎ。
あらら。すっかり遅くなってしまった。
夜遅くなると、地下鉄の入り口は一箇所だけになるらしい。
うろうろと開いてる入り口探しをする。
日本から持ってきたお土産を渡し、Y子さんと別れる。
どーぞ気をつけて。
そこで気付いた。
あ、レストランに傘忘れた。
明日も降ってたら最悪やなあ。
結局ホテルにたどり着いたのが11時。
ミニバーのミネラルウォーターをあけ、
シャワーを浴びたら何もする気がなくなってベットにぶっ倒れた。






















