エウロスターにゆられて1時間半。


後ろ向きに走る電車のおかげで、車窓の景色はあっという間に過ぎ去って微妙だが、


街から街へと風景が移り変わるのは見ていて面白い。


ぱらぱらと雨が降り始めたようだ。


あいにく雨具を持ってくるのを忘れてしまった。


どこかで折りたたみ傘を買おうか。




やがて電車はフィレンツェサンタマリアノヴェッラ駅につく。


略してS.M.Nというらしい。


夕方の5時を過ぎ、雨雲のせいか辺りは若干薄暗い。


テルミニ駅に比べると、寂れた駅だなというのが最初の印象だ。




雨は止んだようなので、まずはホテルに向かうことにする。


パラッツィオ・ベッキオ(Palazzo Vecchio)というホテル。


駅から徒歩3分くらいで、すぐに見つかった。




チェックインをお願いすると、


今度はちゃんと朝食の案内までしてくれた。


下の階でとれるとのこと。7時半からってのはちょっと遅いかな。



部屋は普通。広くも無く狭くも無く。


シャワーをまずチェック。


よかった、ちゃんとお湯が勢い良く出る。




そういうわけでとりあえず荷物を置いて、フィレンツェの街歩きへ出発。



まずは傘を探さないとな。


しばらくぶらぶらするも、なかなか傘を売ってる場所が見当たらない。


なんだか雰囲気の怪しい通りまで入っちゃってびくびくする。


すると99ショップなるものを発見。


ちょいとのぞいてみることに。



日本の100均なら傘もあったりするけど、ここには無いようだ。


そろそろ洗濯しようかなと思ってたので洗剤を探してみるも、


ごっついでかいのしかなくてあきらめた。



いったん駅に戻ってみる。


そしたら旅行用品を扱うお店があって、折りたたみ傘を売っていた。


お値段は16ユーロ。


ちょっと高いなと思ったけど、「フィレンツェで買った傘、プライスレス」てなもんだし、購入。


サムソナイトのだから多分しっかりしてるでしょう。



駅をぶらぶらすると、地下街があることに気付く。


服なんかを売ってる店はもちろん、ネットカフェとか銀行とかいろいろあって驚いた。



日も落ちかかってきたので、ここはひとつフィレンツェの夜景を見てやろうと思って、


「歩き方」に紹介されていたミケランジェロ広場に行ってみようと考えた。


そこからならフィレンツェの街が一望できるらしい。


もうひとつの高台であるドゥオモのクーポラはもう閉店だし。



ミケランジェロ広場への行き方は、バスか徒歩。


こんな時間に徒歩もいやだったので、バスで行くことに。


まず駅前の切符売り場でバスチケットを購入、と思って窓口へ行ったら、


まさに声を掛けようとした瞬間に目の前でシャッターを閉められた。


なんなんだこの仕打ちは。嫌がらせにもほどがある。



もう一方の窓口は開いてたので、往復分の切符を購入。


1.2ユーロ×2。



乗るべきバスは12か13の線ということで、乗り場であるマクドの前に行った。


バス停らしきものがあったが、時刻表の見方が良くわからない。



しばし待つもなかなかバスが来ないし、おなかも空いてきたので、


マクドで晩御飯にすることにした。



ビックマックのセット。



美味いなあ。パンが硬いパニーノより普通に美味いや。



ハンバーガーをほおばり、ポテトをつまんで、


中からぼーっと通りを眺めてるとあっという間に時間が過ぎていった。


いままでは気付かなかったけど、やっぱり観光客らしき人も多くて、


スーツケースを転がしたり、リュックを背負った人がよく通っていく。



気付いたら9時になろうとしていた。


さすがに物騒なので、ミケランジェロ広場は諦めることにする。


明日にとっておこう。


なんせ明日は一日中ここに居れるんだから。




そしてホテルに戻り、シャワーを浴びて疲れをとる。


ここで携帯の電池が本当にやばいことになっていた。


充電用の乾電池も使いきっている。


腕時計なんかは持ち歩かないので、携帯が普段時間を知る手立てだが、


これが使えなくなると結構ピンチだ。



ひとまずホテルに居る間だけはDSを時計代わりにすることにした。


初めて知ったけど、アラーム機能もあるみたい。


ということで7時間遅らせてイタリア時間に合わせた。


これで携帯の電源を切っても大丈夫だ。




そうして、眠りにつく。



でも部屋の気温がちょっと暑い。寝苦しくて何度も目が覚めた。


エアコンは…動いてないじゃん。操作パネルやリモコンも見当たらない。



明日文句を言ってやろう。。