2年前の職場の忘年会で、
ミラノサローネに視察に行きたいと声をあげた先輩がいた。
プロダクトデザインの仕事をしている以上、
最新のデザインが集まってくるミラノサローネは見に行ってもよさそうな存在。
話の種、いや勉強のためにも行っとくべきだろう。
それにしてもどうしていままでミラノサローネに無関心でいたんだろう。
うかつだった。
とにかくその日以来、
がぜんミラノサローネは僕の個人的な注目を受けることになる。
しかしながら、直近の2007年サローネには先輩が行きたいということでもあり、
6人だけの職場で同時に何人もイタリアに放出することは不可能だろうから、
それなら僕はある程度準備ができるであろう2008年に行こうと考えた。
2007年春、先輩がミラノサローネに行くことはなかったが、
僕の中のサローネの炎は胸の中でくすぶり続けていた。
時は流れその年の秋、
グラフィックデザインの仕事をしている友人Mと焼肉に行った時、
酔った勢いで「来年のミラノサローネいこーぜ」と口走ると、
Mは何の迷いも無くこう応える。「おう、いく。」
まじで?
こうして2008年ミラノサローネの旅は始まった。