完敗
アルゼンチンには全く歯が立ちませんでした。
主要選手がメジャーリーグサッカー(MLS)のチームに所属するアメリカに対し、メッシ率いる世界屈指の選手を有するアルゼンチン。力の差は歴然としてました。
試合前からアメリカの選手はこの差を感じていたはずです。南米や欧州の中堅チームであればせめてイエローカード覚悟のファールでメッシやアルゼンチン選手に序盤からプレッシャーを与えるでしょう。アメリカの選手はそれすらもできませんでした。
リスペクトを通り越していました。
ブラジルでのワールドカップのベルギーとの激闘の後には、この国に足りないものは戦術理解力や技術だと感じました。
ただ今回コパアメリカに参加してみて感じたのは、戦術や技術といったもの以前のハングリーさであったり、1対1の勝負への執念といった競争の原点が南米チームはズバ抜けているということ。
アメリカも以前は技術はないけれど最後まで諦めない精神力が強みでした。それがここ近年技術や戦術を重視してハングリーさや勝負への執念が失われている気がします。
これはアメリカだけの問題ではなく、ヨーロッパでも聞こえてくる問題です。
サッカー以前のことだけに、どうやってその部分を取り戻していくのか大きな問題であると思います。