いよいよ | 咲花正弥 オフィシャルブログ 「Masaya Sakihana」 Powered by Ameba

いよいよ

久しぶりの更新です。

この夏にあったゴールドカップ(北中米カリブ海選手権)で準決勝で敗退したことは前回書いたと思います。結局メキシコがジャマイカを決勝で下し優勝したのですが、来る10月10日にそのメキシコと2017年ロシアで開催されるコンフェデレーションズカップの出場権をかけてプレーオフを戦うことになっています。

北中米カリブ海の選手権は隔年開催になっていて、大陸王者としてコンフェデ杯に出場するには2大会連続優勝するか、プレーオフを制する必要があります。アメリカは2013年大会で優勝したので、メキシコとプレーオフをすることになりました。

今年のアメリカ代表の目標のひとつにコンフェデレーションズカップ出場権獲得もあげられています。その目標達成のために隣国ライバルとのゲームは絶対勝たなくてはいけないのです。



先月のFIFAマッチーデーは、メキシコ戦の準備という意味も含めてペルーとブラジルをホームに迎えて親善試合を行いました。

ペルー戦ハイライトはこちらから。

ブラジル戦ハイライトはこちらから。

ブラジルとの試合ではその「差」をふたたび痛感させられました。試合の流れをつねに読みながらゲームペースをコントロールし主導権を握り続けられ、結果は3年前の親善試合とまったく同じとなってしまいました。

試合後、フィジカルデータを分析していて興味深かったのは、後半の入り方の違い。ブラジルは1-0リードで後半をスタートし、追加点を開始早々狙ってきていました。その高強度の走行距離は後半開始から約10分間アメリカを大きく上回っていました。アメリカはそのゲームペースについていくことができず、後半開始6分でPKを献上し追加点を奪われたのでした。

最近の研究でもハーフタイム中のウォームアップの必要性が謳われています。ゲームの流れを把握して相手の出方を予想しながら後半に入ることの重要性とともに、フィジカル面でも後半開始直後からハイペースなゲームに対応できる準備をしておくことが大事なのだと再確認しました。


同じミスを繰り返さないように良い準備をしてメキシコ戦に備えたいと思います。