死闘
130分に及ぶ死闘ともいえる過酷なゲームに、選手もスタッフも全てをピッチで出し尽くしてきたという感覚です。
内容はやはりクオリティーの高いベルギーに押される展開でしたが、アメリカもハワードをはじめ、ディフェンスがよく頑張ったと思います。
ただベスト16より先に進むには、フィジカルや強い精神力だけでは足りないわけです。やはりクオリティーや戦術の理解力が重要になってくると思いました。
またドイツ代表のようにトーナメントを通じて5試合、6試合を戦い抜くための準備方法と、初戦を落としたら全てが終わってしまうアメリカのようなレベルの準備の仕方は明らかに違います。
グループリーグからタフな試合ばかりが続き、運動量が普段は豊富な選手も壁にぶつかった印象でした。
ただこのワールドカップを通してこのチームは強豪とコンペティティブに戦えました。そして若い選手の台頭もありました。とても残念な形でワールドカップから去ることになりましたが、アメリカのサッカー熱もあがったようですし、プラスな成果がいくつもあったことは良かったです。
試合後、サンパウロのベースキャンプに戻り、先程さいごのチームランチをしてこれからそれぞれが家路につきます。
いろいろ複雑な思いがありますが、胸を張って帰りたいと思います。
これまで応援して下さった方々、本当にありがとうございました‼︎