ゴールドカップに向けて | 咲花正弥 オフィシャルブログ 「Masaya Sakihana」 Powered by Ameba

ゴールドカップに向けて

先月のワールドカップ最終予選の遠征から1週間と少しが経ちました。
今日から北中米カリブ海地域のチャンピオンを決める「ゴールドカップ」のための事前合宿が、サンディエゴで始まりました。

「ゴールドカップ」は欧州選手権や南米選手権と同等の大会ですが、なぜかここ北中米カリブ海地域は4年毎ではなく、2年に1度の開催となっています。先日まで行なわれていたコンフェデレーションズカップに出場したメキシコは2011年の「ゴールドカップ」の覇者なわけですが、今回の2013年大会の覇者には2017年のコンフェデ杯への参加権利が自動的に与えられるわけではありません。2015年の「ゴールドカップ」の優勝国とプレーオフをして勝ったチームが2017年コンフェデ杯に参加できるという仕組みです。実はつい最近このプレーオフ制度が公式に発表されたため、昨年まではこのコンフェデ杯に参加するおおきな意味がどこにあるのか個人的には理解できませんでした。

しかし今大会の覇者もコンフェデ杯に参加できる可能性があることがはっきりしたので、これに勝って2017年にロシアに行くことが大きな目標となります。やはりワールドカップの前年に、開催国のスタジアムやホテル、環境をチームで経験できることはおおきなアドバンテージです。2014年のワールドカップへの出場権も未だ獲得していないので、かなり気が早いことを言っているように聞こえると思いますが、2017年も恐らくアッという間にやってくるでしょう。その頃にどこのチームに所属しているのかは全く分かませんが・・・。

先月の最終予選に召集されていた選手は、欧州でのクラブシーズンが始まる前に休息をとる必要があるし、国内でやっている選手は3週間以上所属チームから離れていたのでそれ以上代表チームに拘束することはクラブチームにとって大きな痛手となることから、その殆どが今回参加していません。今回のチームは代表キャップ数の多いベテラン少数と、若手のミックスといったところでしょうか。どういったチームになるのかとても興味深いところです。


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灼熱のフェニックスを離れて、海風が常に吹いているサンディエゴという最高の環境でこれから1週間準備をしていきます。

それにしても今日練習で使ったUniversity of San Diegoのフィールドが素晴らしかった!ヨーロッパのトップレベルのスタジアムのフィールドよりも良い芝でした。