エスタディオ・アステカ | 咲花正弥 オフィシャルブログ 「Masaya Sakihana」 Powered by Ameba

エスタディオ・アステカ

アステカスタジアムはメキシコシティーにあるサッカー専用競技場。
世界最大規模のスタジアムで、観客収容数が105,000人といわれています。今日の夕方にはこのスタジアムで試合前日の練習がありました。

1960年代に建設されたスタジアムのせいか、現代のバスではとても入っていけないような小さなトンネルを抜けてスタジアムの地下部分に入り、そこからまたロッカールームまで歩きました。トンネルの壁にはこれまでにアステカスタジアムで試合をした世界各国の代表チームやクラブチームの名前とロゴ、そして試合結果が書かれたパネルが貼られており、日本代表のものもその中にありました。その年数をみると1968年。個人的には1986年のワールドカップが非常に印象深かったので、そのスタジアムのピッチに立てたことが嬉しかったです。

明日の試合は8万人から9万人のメキシコファンで埋まると言われています。スタンドに誰もいないスタジアムの中にいても威圧感がありました。アメリカとメキシコは隣国のライバルで、親善試合でもヒートアップします。10万人近い観客とライバルとの試合ということで、面白いゲームになると思います。

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地下に通じるトンネルの壁にはこの写真も。1986年のワールドカップではこのスタジアムでマラドーナの「神の手」のゴールが生まれました。

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その「神の手」のゴールは、このゴールで起きたそうです。ちなみに今のアメリカ代表のゴールキーパーコーチはイギリス人で、86年のワールドカップでは控えゴールキーパーとしてイングランド代表でプレーをしてた人。この「神の手」のゴールはベンチからだとハンドには全く見えなかったし、当時はスタジアムにスクリーンがなくリプレーも見ることができなかったので、ホテルに帰ってからテレビで見たと言っていました。