監督の自宅でミーティング | 咲花正弥 オフィシャルブログ 「Masaya Sakihana」 Powered by Ameba

監督の自宅でミーティング

今朝は6時半のフライトでオレンジ・カウンティー(LAの南)に向かい、アメリカ代表監督の自宅で、監督と数名のスタッフでミーティングをしてきました。早朝にもかかわらず監督が自ら空港まで車で迎えにきて下さって恐縮しましたが、彼の人間味ある暖かさを感じました。

フェニックスからオレンジ・カウンティーまでの飛行時間は50分なので、自宅→空港→フライト→監督宅が約2時間。飛行機を使っているのに、東京から名古屋に新幹線で出張に行くよりも時間が短いので、なんだか短時間で大きなことをやり遂げたような錯覚に陥りました。

Southwest Airlines(サウスウエスト航空)という今回使った航空会社は、ローコスト・キャリアの草分け的存在で、様々なところでコストカットをしている割には、サービスは悪くないし、機内も綺麗だし、座席指定が無いスタイルからなのか、搭乗プロセスもスムーズだし、思った以上に良い航空会社でした。

2001年の同時多発テロ以降、アメリカの航空会社の経営状況は非常に厳しいものになっていますが、このサウスウェストだけは常に黒字経営です。様々なコストカットが功を奏している上に、この会社はジェット燃料(飛行機用のガソリン)の先物取引でかなりの利益を出していると聞いたことがあります。原油価格が急上昇した際などに、サウスウウエスト社が先物で安価で手に入れた燃料を、他の航空会社に売ってそこでも利益を出していたようです。アメリカの航空会社にありがちな、古くて汚い機材ではなく、新しい期待で、座席は革張り、飲み物サービスの他にも未だにおつまみも配っていました(大手はスナックなどのおつまみはもうやっていない)。

ミーティングは午後には終わり、帰りも同じサウスウエストでしたが、早起きだったからか、時差ぼけが残っているからなのかすっかり眠ってしまい、飲み物もおつまみもいただかずに帰ってきてしまいました。