不思議な風景 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 心霊現象じゃありません
 うねりの間に入るとこうなります
 奥の方の人影は気温が低すぎて海水がカゴロウのように立ち上っているのでゆらいで写ってます
 うねりが通り過ぎればこう
 
 こんな海で育つんです
 田老のわかめ
 
 
 今日は県庁の方が養殖施設の確認に来られました
 「ベタ凪の予想だったんですけど、以外とうねりがありますねえ。普段の行いが悪いのかも」
 って冷やかすと
 「それは否定しません」
 だって
 何したんだろ?(笑)
 
 
 若い県職員の方は小さな船に乗った経験が乏しいからか、船に乗るのを敬遠されます
 乗るとなっても、波が高いと不安げな表情を浮かべられ
 船に乗れば立つこともできず、船酔いして青ざめる方も多く
 
 でも、そっちの方が普通です
 船が小さいほどバランスが悪いので、よほど慣れていないと立つことすら難しいんです
 ましてや、こんな海ですし
 
 ところが、今日来られた方は普通に立ってましたから、よほど船になれているか、おそろしくバランス感覚がいいのかどっちかでしょう
 
 
 東京にある有名店のシェフは、田老のわかめ養殖を見学して
 「いわば命がけ」
 と言われたそうな
 海の色は青を通り越して群青色です
 
 寒くて30分もすると顔の表情が固まっちゃいます
 
 昨日、茎しほの紹介をしましたら「どこで買えますか?」と問い合わせがありました
 工場に確認したところ
 「受注に応じきれず、あと1ヶ月ぐらい待って欲しい」
 とのこと(T▽T;)
 
 いやはや、紹介しておきながら大変申し訳ございません
 また、しばらくお待ち下さい
 m(_ _ )m
 
 
 
 先日取材したパンフレットの構成がもう届きました
 
 やられましたね
 そりゃプロだからきれいな写真を撮るだろうとは思ってましたが、ほぼ同じ場所から撮ったのに、きれいを通り越して荘厳な感じさえ受ける写真です
 これほどまでに違うのかと、ショックを受けました
 
 こちらは2月の中旬頃か、首都圏の「いわて応援の店」で配布されるそうです
 すんごくかっこいいです
 ぜひご覧あれ
 

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