満を持して
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ってか、もう誰にも忘れられた頃になってようやく出ました
「茎しほ」
話せば長いことながら、キリン財団さんのご支援で「真崎わかめ」の再ブランド化の事業を行った折
「わかめって調理しないと食べられないから即売会なんかだと弱いよね」
っていう意見がありまして
常温保存できて、すぐ食べられる製品を作ろう
しかも、これまでにないものを
ということで、わかめの茎を原料に、塩昆布の製法で製造したものがこれ
こんぶとは水分も硬さも違うわかめの茎を使って製品作りをするのは、かなり難しかったようですが、大阪の会社が開発してくれました
見た目は塩昆布ですけど、食べるとわかめの風味がするという不思議な製品です
味を強くするとわかめの風味が消えてしまうので、バランスをとるのが大変だったようです
今は退職された工場長さんが何度も試作を繰り返して形にしてくれました
ネーミングとパッケージデザインはO女史
塩じゃなくて、「しほ」ってところがポイントですね
塩昆布になじみのない関東や東北の人に食べさせると「しょっぱい」とか「何これ??」というような反応が多いですけど、関西にお住まいの方や関西生まれの方は琴線に触れるみたい
大絶賛です
私的には高級百貨店へ販売するための切り札となるべき商品
すぐにでもリリースしてもらいたかったんですが、初案のパッケージだと包装に手間がかかるとか、賞味期限の設定とかで延び延びになってました
関西生まれの方、ぜひお試し下さいっ!
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