春から縁起が良い | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今朝ブログにアップした「めでタイ」こと、タイみたいな魚

 FBでは「エビスダイでは」と紹介のページまで添付していただき、水産技術センターの方からも「エビスダイだと思います」とわざわざご連絡をいただきました

 皆様ありがとうございました

 

 大漁の神様といえば、そう!えびす様!

 今年の漁の初日に、大漁の神様の名前が付いた魚が来るなんて、もう今年の大漁は約束されたようなもんです(笑)

 

 このエビスダイ、姿形はタイなのに、なんでもキンメダイの仲間で、すごく美味しいんだそうな

 さぞや高額の落札価格と思って入札表を見ると

 

 なんと!

 

 空欄

 

 誰も入札してない!?

 

 さすがの仲買人さん達もこの魚は見たことがなかったらしく、値段の付けようがなかったのかも知れません

 

 ってことは1円で入札していれば落札してたってこと・・・・

 美味しいってもっと早く知ってれば・・・

 

 ああー食べてみたかったあ

 

 

 それから、今日も入りましたニシン

 27尾!どんどん増えていってます

 漁協の若い職員「ニシンって、いつ卵を産むのすか?

 「ん?1月。今頃だよ。こいつら卵を産むために戻ってきてんだ」

 「でも、それにしては腹が張ってませんねえ

 あれっ?そういえば

 でも、売り物の腹を割くわけにもいかないし・・・

 

 未熟なのはまだカズノコ状態で、あのつぶつぶの一つ一つが卵なんです

 成熟すると卵がばらけてトロトロになり、お腹を押すとピュッと黄色い卵が飛び出してきます

 

 出てきた卵はそこらじゅうにくっついてどうしようもなくなりますので、シュロなんかにくっつけて取り扱いしやすいようにするんです

 この状態にこんぶを投入すればあっというまに子持ちこんぶのできあがり

 

 

 

 昨日の高校サッカー、岩手県代表の遠野高校は惜しくも前橋育英に敗れました

 前半は圧倒されていたものの、よく1点に抑えましたね

 

 遠野のGKは田老の隣にある岩泉町出身で、試合の時につけていたグローブは先輩から引き継いだものだとか

 その先輩とは、誰あろう田老出身の延足君

 いやもう他人とは思えませんでした

 

 幾度ものビッグセーブ。素晴らしかったです

 攻撃陣も何度か決定機があったんですけどねー

 

 しかも高総体チャンピオンの市船を破ったチームを相手に

 残念!

 

 でも、遠野高校サッカー部の1年生には2人の田老一中OBがいますし、田老町漁協で働く方のお孫さんも今年遠野高校に行く予定とか

 

 そのうちの何人かが

 今年か来年には、あのピッチの上に立っているかも知れません

 ぜひ、立っていて欲しい

 せっかくなので3人一緒に

 


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