むずかしい | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 

 台風10号の影響で岩手県内のわかめ種苗も甚大な被害を受け、不足が心配されましたが、融通し合ってなんとかなりそうだということで、落ち着きました

 

 ただ、なんとかなるというのも種苗の状況が良ければという前提が付くはずなのですが、種苗が良いのか悪いのか、まだ解らないと思います

 

 その原因は高水温

 去年よりも1~2℃高いので、わかめの芽を確認できるのはまだ先の話になりそう

 

 わかめの種苗は20℃を超えると休眠して、下回ると活動を再開するのだそうですが、今年はいまだに19℃台と、まだ休眠してるやら活動を再開しているやらビミョーな水温

 

 人間にとって気温が1~2℃違ってもどうということはありませんが、わかめ種苗にとって1~2℃はけっこうな違いのはず

 

 10年ほど前までだったら田老の地先で海水温が20℃を超えるなんてほとんどありませんでしたが、最近は20℃を超えるのが当たり前になってきて、10月に入っても20℃以上あったり

 

 早い年だとそろそろ巻き込みに入る方も出始める時期なのですが、今年はまだまだ

 

 水温が低くて栄養塩タップリの親潮系の海水が早く来てくれますように

 

 親潮に乗ってサケも来てくれないと

 

 

 

 沖ではヒラメが絶好調らしいです

 

 昨日の日曜日は年に何回あるかというべた凪で、とても海に行きたかったのですが、仕事が間に合わず

 午前3時30に家を出て(途中ごはんを食べに帰りましたが)帰ったのは午後6時30分すぎ

 

 嫁さんには「電通より働いてんじゃない?」と笑われました

 

 昨日はコンブの種苗だったので別に苦でもなかったのですが、作業中に知り合いの漁師から

 「何やってんだ?ヒラメが釣れてっぞ」(笑)

 っていう嫌がらせ電話が・・・・・

 

 


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