芽吹き | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 海岸沿いの木々がようやく芽吹き始めました

 同じ田老でも山の方の木々は大分緑色になっていますが、冷たい海風が当たる海岸沿いの木々はようやく気配がしてきたかという感じです

 今朝はべた凪でカレイ釣り(もしくはママス)の船がけっこう見えています

 

 土曜日は

 「岩手大学、東京海洋大学及び北里大学における水産業の復興に向けた研究成果報告会」というのに出席してきました(話を聞いてきただけです)

 宮古市の方からは

 「あれっ、真崎焼き焼かなくていいの?」

 (球場の開場記念イベントで真崎焼きを出展していたので)

 

 岩手県は水産が重要な産業なのに、岩手大学にはこれまで水産学部がありませんでした

 震災前は北里大学の水産学部があったのですが、施設の多くが被災したことと、なにより学生が住む場所が無くなったということで相模原へ移ってしまいました

 熊本の東海大学農学部はどうなるんでしょう?移らないで欲しいですけど・・・・

 

 北里大学の水産学部が移ってしまったので、岩手大学が水産学部を創設して釜石に施設を置いたということだそうです

 ありがとうございます。期待してます

 

 宮古・田老・重茂漁協の青年部長もパネラーとして壇上に上がり、大学に希望することはどんなことか聞かれていました

 これはすごく良い試みだなあと思って聞いてたんですけど、他のパネラーがやたらとしゃべるので漁業者の発言機会が少なくて残念でした

 

 水産の研究者は最終的に漁業者のために研究するんでしょう?ねえ?

 だったら漁業者が今、なにを求めているか、生の声を聞くべきだと思います

 

 セッテイングまでは素晴らしかったんですけどねえ

 大学の先生とかはしゃべるのが仕事ですからほっといても話すでしょうが、漁業者は話すことには慣れてないんだから、もっと話を引き出してあげるようなことができればよかったのに・・・・・

 

 惜しい!田村さん

 次回期待してます

 


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