なーまこー | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

今日はべた凪です

風も無くて田老の海も湖みたいになってます


透明度も最高なので、漁業者の皆さんナマコ採りに精を出しています


ここは結構深いので、長いサオじゃなければ海底まで届きません



「ナマコ発見!」

 やたらとサオが長いので、物干しぐらいの太さのカーボンもぐんにゃり

「エイやっ」とサオを立てて


サオが斜めだと浮力でサオが水面に持ち上げられますが、サオを垂直に立てれば、サオ自体の重さですーっと入っていきます

 長いでしょ。このサオを水中で振り回す水の抵抗たるや・・・



ナマコを水中でたもに入れて



「確保!」


田老のナマコは「赤」「青」「黒」と3種類いまして、昔は「赤」が最高とされていたんですけど、中国向けの乾なまこが台頭するようになってから「赤」は一番安くなってしまいました


トゲトゲが少ないので乾なまことしての価値はないんだそうな


漢方では同じような形のものに力が宿っているというような考えらしくて、味よりも形が重要なんだとか


良く解りません



でも、生で食べるんなら「赤」でしょ



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