ここも | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 田老の北、岩泉町との境にある摂待地区


 田老には田老川と摂待川という2本の川がありまして、どちらも大きな川ではありませんし、水量も大したことはないのですが、田老川は過去に何度かサケの遡上数本州一を記録していますし、摂待川も県内のトップ10の常連で、度々田老川の遡上数を上回っています


 水量から行けば、北上川、馬淵川、閉伊川、小本川、気仙川、久慈川などが多いと思うのですが、サケの遡上数が県内で一番多いのは津軽石川といって、田老川よりも水量が少なく、ちょっと上流に行けば川に水が無くなってしまう川です

 水量が多ければサケも多いということではなさそうです



 摂待地区の集落は海から大分離れた場所にあるので、津波の被害を受けた民家は田老地区に比べると大分少ないのですが、河口付近にあった防潮堤はこのとおり

 この画像だとスケール感が伝わりません 反省。コンクリート製の堤が抜けている部分が50mぐらいあるでしょうか


 津波の威力をまざまざと思い知らされます


 今年からようやく防潮堤の再建が始まるようです

 早く直ってもらいたいです



 


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