昨年の12月に婦人科腫瘍専門医試験がありました。しばらく試験勉強などで忙しくしていたのですが、落ち着いたのでまた婦人科腫瘍に関連したトピックをUPしていこうと思います。試験は無事合格することができましたのでご報告します。

 

婦人科腫瘍専門医とは女性性器がんやその合併症の診断・治療を専門とする医師で、日本婦人科腫瘍学会が認定する専門医資格です。

 

産婦人科専門医を取得後に、最低3年間の婦人科腫瘍の修練を行い、必要な経験症例を積み、必要な学会発表や論文作成を行って受験資格を得る必要があります。試験は筆記試験と面接試験で年1回あります。

 

必要な経験症例の中に広汎子宮全摘術10例(以前までは15例)という要件があり、これがややハードルが高く、今まで満たすことができていませんでした。昨年ようやく10例に達したので医師年数としては12年目でやや遅くなりましたが、受験することができました。

 

試験はがん治療認定医試験テキスト、各種婦人科ガイドライン、がん取扱規約、を読み込んで愚直に勉強ました。総論は分子生物学や腫瘍免疫学の基礎的な部分も勉強が必要でした。各論も代表的な臨床試験のPrimary endpointやinclusion criteriaなど細かいところも問われ、病理組織像もたくさん出ました。面接試験は久しぶり(産婦人科専門医試験以来)でしたので緊張しましたが、面接官は優しく、助け舟を色々と出してくださったのでなんとか乗り越えることができました。進行再発子宮体癌の初回治療について、DUO-E試験やNRG-GY018試験など最新のトピックも聞かれましたが、医局のカンファレンスでもよく出ていた話題だったのでなんとか乗り切れました。

 

ひとまず腹腔鏡技術認定医と婦人科腫瘍専門医という目標としていた2つの専門医を取得することができたので安心しています。あくまでスタートラインに立ったという気持ちでまた頑張っていきたいと思います。