友の箱 | Avantgarde style

友の箱

めっきり寒くなって、山肌も紅葉に色づき、秋深まる日々をみなさん
どう、お過ごしでしょうか?
今日は、久しぶりに少し真面目に更新しようとおもいます。

数年前から、久しくさせてもらっているバーテンダーがいます。
ちょうど、時期を同じ頃に、バーテンダーを志し、今も現役で仕事をする
彼は、僕より6つ下のバーテンダーである。
地元の同級生や後輩などから、やんちゃな男だと聞いているが、すごく礼儀
正しく、気のいい人間で、周囲からの信頼もあつい男です。
そんな彼は以前このブログでも紹介した、Boccobarで修行をし、昼間は料理
を覚えるためまた仕事をし、若い日々を二重生活を送り日々精進していました。
Boccobarのマスターのもと、研鑽を積み重ねる彼の仕事は目を見張るほどの、
上達でした。お客様への執事な姿勢と、たまにみせるやんちゃな片鱗と、
マスターとの微妙な、掛け合いがあり、多くのお客様が魅せられたと思う。
酒の知識も、技術も、センスもあり、若くてよいバーテンダーが育って本当に
うれしく思う。
しかし彼もまた、この業界に入ったからにはと、夢と希望を持ち、独立に向かい
歩んでいました。
毎日の彼の努力の甲斐あって、去る2005年4月に、富士宮に一軒の店を構え、
オーナーバーテンダーとして新しいスタートを切りました。
店の噂は、隣町富士市のバー好きの人たちにも、すぐに広まった。
無論、僕も数えるほどだが、足を運ばせてもらった。
とても雰囲気の良い店である。
彼の目がすべて届く様に作られた店は、新しくも、どこか古き良き時代のような
しっくりとくる落ち着いたオーセンティックなバーで、それでいて、彼のセンス
が伺える小物やグラス、または洋酒と、若いながらすばらしく整った店だ。
今宵みえた、ゲストにたいするサプライズも品がある。
季節の果実や珍しい果実をふんだんに使ったカクテル、フルーツの旨味を閉じ込
めた自家製果実酒、世界の希少なチーズ、自家製の薫製、
そればかりか、世界各国のこれまた希少なビールと、盛りだくさんの内容でもて
なし、気分を高揚してくれる。
また、かれのパートナーである女性もカウンター内に身を置き、より一層華やか
に店内が色づく。
若くして、独立開業をした彼は、年下ではあるが先輩的な存在でもあり、かわいい
後輩でもあり、とても大事な友人の一人で、僕もまた、彼から独立へ向かって
夢や希望を与えてもらい励みになっている。
歳の差をこえて解り合える友の作ったBarという箱は、僕だけでなく、彼の友人、
修業時代のお客さん、日々訪れる一見さんから常連まで、
大人の夜遊びに手を貸してくれる、とてつもなくすばらしいプレゼントの詰まった
箱である。
寒くて出歩くのに億劫になってきた今日この頃、思い切り冷え込む夜に、彼の温か
いプレゼントをもらいに、近々訪れようと思う。
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