本読むのに疲れたので眠気覚ましにブログ。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




いまチョコレートパイ食べてたんですよ。

そしたら、ある表示に目が止まりました。




「準チョコレート菓子」




なに「準」って?



河本?


しかも「準」っていう字は○で囲んであるから

「マルジュンチョコレート菓子」?



怪しい。





気になったので調べてみました。




まあ案の定、

「日本チョコレート・ココア協会」

とか言う組織によって定められた、

原材料や脂肪分のパーセンテージに基づく表示らしいです。




でもそのホームページでさらに気になったのは

その協会が加盟している国際団体




「国際ココア機関」




かわいすぎる。




そしてその略称が



ICCO → International Cocoa Organization



ん?

ICCO?



「ココア」の「ココ」のためにCが2回入ってるー!



なんでICOじゃないんだー、って思ってまた調べたら




ICO → International Coffee Organizationだった。




「国際コーヒー機関」



おお、ココアより大人っぽいぞ。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




ここんとこ、

苦しみながらもちまちまと論文の準備をしているんですが、

そんな文献購読やなんかで苦しんでいる間に、



escalator recordsではJuvelenがインストアライブやってたらしいし、

super deluxeではMax HattlerがVJやってたらしいです。



しょぼん。




ちょっと音楽の話題に触れたついでに最近自分が聴いてるのを紹介します。




アラベスク、って知ってます?



77年から84年まで活動してた西ドイツの女性アイドルグループです。



彼女らの「Fly High Little Butterfly 」って曲が一番好きなんですが、

you tubedeで見つけられなかったので「Roller Star」という曲の動画を紹介します。







やばいっすよね。

竹の子族とか、そんなころのお話だそうです。



ダンスの途中の振り付けなんか、

どうしても東村山音頭の「いっちょめいっちょめ、わーぉ!」にしか見えません。



でも古いとはいえ、

この曲もなんとかうまくリミックスできれば、いまクラブでかけても面白そうですよね。

私の好きな「Fly High ~」なんかも、そういう意味で良い感じです。



そんで、このメイン・ボーカルのサンドラ・アン・ラウアーはなんと、

このアラベスク解散のあと、エニグマを結成したんですよ。

なんか信じられないですよね。笑





あとは、ここのところずっと自分のMP3プレイヤーに

Bjorkの「Hyper Ballad」が入ってます。



バイト明け、朝5時ころに自転車こぎながら聞くと、飛べます。

もう『ホモジェニック』も10年以上前です。。年とったな。




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★




先日、「大琳派展」行って来ました。



チケットを間接的に友達(?もしくは友達の彼女さん)から頂きました。

ありがとうございました!



あ、読んでないか。





うん、いや、まじで俵屋宗達すごいです。



フレーミング、神。

力強いくせにやわらかい筆のタッチ、線のぼかし方、神。



でも一番気に入ったのは、「風神雷神図」ではなく、



「白象図・唐獅子図杉戸」という作品。



白い象の画が書いてある2枚一組の杉の戸らしいです。



なんだかグラフィティ・アートのように感じました。



こんなのが壁に描いてあったらかっこいいなって。





あとは、「絵巻物」。



たぶん尾形光琳の作品なんですが、



四季折々の草花に、文字が縦に何列も、絶妙な間隔で書かれていて。



間が空きすぎるでもなく、詰められてるわけでもなく。



そんな感じが、まるで文字を草花に降り注ぐ雨に喩えているかのように見えました。



ゆったりとした曲線で字が省略されているのは、

雨の軌跡のように見え、

たまにはっきり見える文字は、

その雨が草花に当たって弾けた音を表しているようにも見えました。





それとあと一作品、

不覚にも作者と作品名をチェックしそこねたのですが、



鳥(鶴?)の群れが絵巻物に描かれたものなのですが、



その群れの描く弧の異様な滑らかさが、自分をひきつけました。




そこで感じたのは、

これはきっと鳥の群れではなく、

一匹の動きを追ったものに違いない、という印象です。




チャン・イーモウが北京五輪のオープニングでやろうとした、

絵巻物と映像、フィルムへの言及ということを思い出します。




こういった「絵巻物」と「フィルム」の共通性

というのは以前から言われていることです。



評論家の議論にもありますし、現代の映像作家で言えば、

石田尚志さんを始め日本にもそういったことを実践している方はいらっしゃいます。




でも、こんなにはっきりと自分の印象として、感覚としてそのことを実感できたのは、

今回が初めてでした。




最近、「感覚」というものに妙な感動を覚えることが多々あります。




頭ではわかっていても、

「体と心の感覚で捉える」というのは、全く別のこととしか言いようがありません。




もどかしいですね。