早速というか、前回「映像つくった時しかブログ書かない」
と言ったのを翻して書いてる自分がいます。
こんにちは、今日の昼まで完全にdepression状態だったまさしです。
「鬱」って書くと重いからね。
いま劇団のDVDを売るにあたって、会場で流すための「販促用映像」を作ってます。
CD屋とかで商品横で流れてるディスプレイみたいなやつです。
正直言って、劇団にとってDVDって俺は意味のないものだと思ってます。
生で舞台見ないと意味がありません。
ほんとは半端なDVDなんて売ってほしくない、というのが本音です。
それでもやるんだったら、「DVDを売る意味」を考えなきゃならない。
「ファン、コレクターのため」というのは一つです。
ただ、その人たちのためだけに作るだけで良いんでしょうか?
自分がアホみたいにこだわって作ってるのにはこんな理由があります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
何かをチームでやるには、目標が一致してなければなりません。
劇団にとって、舞台以外で行われることの主な目標の一つが、
「舞台を見に来てもらうこと」なのは当然なことです。
「映像」を使ってその目標に貢献するためにはかなりの努力が必要になります。
これだけ「映像」が世間に溢れているいま、半端なものではかえって悪印象を与えるだけだからです。
つまり、ただ闇雲に手を広げている、見苦しい印象を与えないためには、
それだけのこだわりが必要になってきます。
(そのリスクを背負ってまでDVDを出すことには、もともと反対なんだと、改めて書いておきます。)
ただ目的達成の「補助的、追加的」な役割を担わされた映像しか周りにない現在では、
「映像は所詮映像だ」という目でしか、お客さんは見てません。
そんななかでお客さんの目を引くためには、
その映像が目的の内側から出てきたもので、かつ映像それ自身が意味を持つようなものでなければ、
やる意味がないのです。
これは色んなことに通じることですが、
「ゆるぎない世界観」を作り出すことが、一番大事なことです。
それが一時的なものであれ、人に「たしかなもの」を感じさせることです。
そのためには、すごく多くのことを考え抜かなければなりません。
あらゆる細部にまで緊張を走らせなければ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いま世界的な音楽不況の影響で、
「インディーズ」とか「オルタナティブ」という冠のついたバンドが「メジャー」になっています。
そんな状況で聞いて驚いたのが、
インディーズから飛び出したある世界的なバンドの総収益の20パーセント以上が「レコード」による収益だということ。
(あまり音楽に興味ない人にはわからないかもしれないけど、今日でもクラブではやっぱりレコードかける人多いし、コレクターが世界中にめちゃくちゃいる。って自分は別にレコードプレイヤー持ってないけど喉から手が出るほど欲しい。)
インディーズでもやり抜く、っていう気概のある人たちは大抵「レコードオタク」であることが多いようです。
だから彼らのレコード盤制作に対する意気込みは、半端ないんです。
ジャケット制作なんか、自分たちでシルクスクリーンの作業とかやって、封入まで自分たちでやる。
あるバンドなんかは自分で指先を切って、血をジャケットに1枚ずつ垂らすなんてことも!
世界的に売れていても、金があってもなくても、自分たちでこだわってそこまでやる。
「ゆるぎない世界観」ってこういうことです。
(ヴィジュアル系がヨーロッパとかで受けるのは、その世界のゆるぎなさだと思う。)
いや「バンドにとってのレコード」と、「劇団にとってのDVD」は全然違いますけどね。
バンドによってはレコード出すことが主目的になってしまうバンドもあるけど、
劇団の場合は舞台を見てもらわないと意味がありませんから。
DVDはやはりどうしても「付属的」な商品になってしまいます。
ってなると蔑ろになってしまうことが多い。。
(でも、こういったとこに演劇が大きな人気を得にくいところってあると思うんです。
これはまた別の話題になってしまうので置いておきますが。)
とにかく、それじゃ駄目なんですよ。
そんなDVD出すくらいならやめっちまえと思います。
どうしたら舞台のイメージを壊さずに、
舞台を見せるだけでは伝わらない劇団のイメージを伝えつつ、
舞台とは違った楽しみをDVDに与えることで、
「3800円のDVD、買ってみようかな」と思わせることができるのか?
全部かみ合ってないと駄目な禅問答。
そんな「広告」という考え方が埋め込まれたアートを目指すこと!
いまはね。
吐き出してすっきりしたので、映像の編集に戻ります。
「「劇団のDVD」を売るための映像」の編集を。
と言ったのを翻して書いてる自分がいます。
こんにちは、今日の昼まで完全にdepression状態だったまさしです。
「鬱」って書くと重いからね。
いま劇団のDVDを売るにあたって、会場で流すための「販促用映像」を作ってます。
CD屋とかで商品横で流れてるディスプレイみたいなやつです。
正直言って、劇団にとってDVDって俺は意味のないものだと思ってます。
生で舞台見ないと意味がありません。
ほんとは半端なDVDなんて売ってほしくない、というのが本音です。
それでもやるんだったら、「DVDを売る意味」を考えなきゃならない。
「ファン、コレクターのため」というのは一つです。
ただ、その人たちのためだけに作るだけで良いんでしょうか?
自分がアホみたいにこだわって作ってるのにはこんな理由があります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
何かをチームでやるには、目標が一致してなければなりません。
劇団にとって、舞台以外で行われることの主な目標の一つが、
「舞台を見に来てもらうこと」なのは当然なことです。
「映像」を使ってその目標に貢献するためにはかなりの努力が必要になります。
これだけ「映像」が世間に溢れているいま、半端なものではかえって悪印象を与えるだけだからです。
つまり、ただ闇雲に手を広げている、見苦しい印象を与えないためには、
それだけのこだわりが必要になってきます。
(そのリスクを背負ってまでDVDを出すことには、もともと反対なんだと、改めて書いておきます。)
ただ目的達成の「補助的、追加的」な役割を担わされた映像しか周りにない現在では、
「映像は所詮映像だ」という目でしか、お客さんは見てません。
そんななかでお客さんの目を引くためには、
その映像が目的の内側から出てきたもので、かつ映像それ自身が意味を持つようなものでなければ、
やる意味がないのです。
これは色んなことに通じることですが、
「ゆるぎない世界観」を作り出すことが、一番大事なことです。
それが一時的なものであれ、人に「たしかなもの」を感じさせることです。
そのためには、すごく多くのことを考え抜かなければなりません。
あらゆる細部にまで緊張を走らせなければ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いま世界的な音楽不況の影響で、
「インディーズ」とか「オルタナティブ」という冠のついたバンドが「メジャー」になっています。
そんな状況で聞いて驚いたのが、
インディーズから飛び出したある世界的なバンドの総収益の20パーセント以上が「レコード」による収益だということ。
(あまり音楽に興味ない人にはわからないかもしれないけど、今日でもクラブではやっぱりレコードかける人多いし、コレクターが世界中にめちゃくちゃいる。って自分は別にレコードプレイヤー持ってないけど喉から手が出るほど欲しい。)
インディーズでもやり抜く、っていう気概のある人たちは大抵「レコードオタク」であることが多いようです。
だから彼らのレコード盤制作に対する意気込みは、半端ないんです。
ジャケット制作なんか、自分たちでシルクスクリーンの作業とかやって、封入まで自分たちでやる。
あるバンドなんかは自分で指先を切って、血をジャケットに1枚ずつ垂らすなんてことも!
世界的に売れていても、金があってもなくても、自分たちでこだわってそこまでやる。
「ゆるぎない世界観」ってこういうことです。
(ヴィジュアル系がヨーロッパとかで受けるのは、その世界のゆるぎなさだと思う。)
いや「バンドにとってのレコード」と、「劇団にとってのDVD」は全然違いますけどね。
バンドによってはレコード出すことが主目的になってしまうバンドもあるけど、
劇団の場合は舞台を見てもらわないと意味がありませんから。
DVDはやはりどうしても「付属的」な商品になってしまいます。
ってなると蔑ろになってしまうことが多い。。
(でも、こういったとこに演劇が大きな人気を得にくいところってあると思うんです。
これはまた別の話題になってしまうので置いておきますが。)
とにかく、それじゃ駄目なんですよ。
そんなDVD出すくらいならやめっちまえと思います。
どうしたら舞台のイメージを壊さずに、
舞台を見せるだけでは伝わらない劇団のイメージを伝えつつ、
舞台とは違った楽しみをDVDに与えることで、
「3800円のDVD、買ってみようかな」と思わせることができるのか?
全部かみ合ってないと駄目な禅問答。
そんな「広告」という考え方が埋め込まれたアートを目指すこと!
いまはね。
吐き出してすっきりしたので、映像の編集に戻ります。
「「劇団のDVD」を売るための映像」の編集を。

