アタシの母はリタリン依存症です。リタリンとは簡単に説明すると、病院で処方される唯一の覚せい剤です。
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また電話を切られた。
相手がいるからかかなり強気。
夜中2時。
まだ帰らない。
2時15分。
やっと電話が通じた。
『警察来ないじゃない。嘘つき。さっき呼ぶっていったじゃない。』
母が言った。すぐ男が出た。
『嘘ついてんじゃねぇーよ、警察こねぇーじゃねぇかよ!!』
こんなに怒りが込み上げた事はないと言うほど、震えが止まらなかった。
相手は母だから。
警察沙汰にはしたくなかったし、信じたい気持ちがあったのに。全て裏切られたような気持ちになった。
『今どこにいるの?』
『家のそばの公園だけど~。』
『分かった。』
自分じゃもう対処出来ないと思った。
怒り任せに言ってしまった。
『もう帰らなくていいから。』
今までなんでこんなにしてきたのにこんな仕打ちを受けるのだろうか…。
悲しみでいっぱいで、電話を切って泣いた。
思い切って110番した。
生まれて初めて。
震えながら話した。
薬物中毒で闘病中の母が、一緒に出掛けた男性とまだ帰らず、飲んではいけないお酒をたくさん飲み、連絡したら一緒にいる男性に怒鳴られ、怖くて迎えにもいけない。近所にいるようなので、見回りをして母がいたら帰るように促して欲しいと。
近所の交番から警官が行くので、しばらく待っていてくださいね。大丈夫ですよ。
そう言われ、しばらくすると警官が家に来た。
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また電話を切られた。
相手がいるからかかなり強気。
夜中2時。
まだ帰らない。
2時15分。
やっと電話が通じた。
『警察来ないじゃない。嘘つき。さっき呼ぶっていったじゃない。』
母が言った。すぐ男が出た。
『嘘ついてんじゃねぇーよ、警察こねぇーじゃねぇかよ!!』
こんなに怒りが込み上げた事はないと言うほど、震えが止まらなかった。
相手は母だから。
警察沙汰にはしたくなかったし、信じたい気持ちがあったのに。全て裏切られたような気持ちになった。
『今どこにいるの?』
『家のそばの公園だけど~。』
『分かった。』
自分じゃもう対処出来ないと思った。
怒り任せに言ってしまった。
『もう帰らなくていいから。』
今までなんでこんなにしてきたのにこんな仕打ちを受けるのだろうか…。
悲しみでいっぱいで、電話を切って泣いた。
思い切って110番した。
生まれて初めて。
震えながら話した。
薬物中毒で闘病中の母が、一緒に出掛けた男性とまだ帰らず、飲んではいけないお酒をたくさん飲み、連絡したら一緒にいる男性に怒鳴られ、怖くて迎えにもいけない。近所にいるようなので、見回りをして母がいたら帰るように促して欲しいと。
近所の交番から警官が行くので、しばらく待っていてくださいね。大丈夫ですよ。
そう言われ、しばらくすると警官が家に来た。