2でデュアル・カノンを倒した将はこうたに少しだけ笑顔を見せ、立ち上がった。
不安そうに見るようこ。
「ここに俺がいることがすでに伝わってるだろう。」
こうたは「ねェ・・・さっきのヘンな怪人、聞いたことのある声だったよ。」
「なに?」
「レスラーだった男さ。」戦闘員が将の背後へゆっくり歩いてきた。しかし、武器は持っていない。
振り向きざまに構える将。「パーティは済んでいる。」
「まった!俺は違う!」
戦闘員はそういうと、ヘルメットを外し、両手をパーのようにだし、「俺はジェノスについて調べてる者だ。
関川ライってんだ。」
「関川・・・・・」将はぴくりと何かに反応するようだった。
ようこは切り出す。「今言った、レスラーって?なんですか?」口調はふつうだが、少し不審に思っているようだ。
「怪人バトル。」
「え?」
「怪人バトルの優勝者だよ。5人抜きした男だ。」どこか自慢げだ。
「俺は潜入したんだ。あることを調べるために。」
「調べる?」ようこは続けて質問する。「あのう、ジェノスはなんで武装なんてしてるのですか?」
「海外の軍に武器を提供してるんだ。有料でな。その金でいろんなことをしてるらしい。」
すると、人質にされていた茶髪の男が割って入るように大きな声で話す。
「おい!何の話してんだよ!ジェノスは地震の時の避難民、脚の悪いヤツに施設を作って提供したり、薬を作ったりしてるじゃねーか。」
続いて、避難してたレイヤーらも集まってきた。
「ウチの爺ちゃんも助けてもらったぞ!」
ライはそれにこたえるように語った。「怪人バトルは元は掛け試合だ!海外の軍から入った金も使われている!」
不審者を見るような表情でライを見つめる数人のレイヤーたち。
「俺は見たんだよ!しかも、妹まで、その実験に参加されて・・・」
将はいきなりライに近づき、声をあげた。「どういうことだ!」にらむような形相だ。
「なんだよ!いきなり!」
「妹の名はなんだ。」
「紗矢だよ!だからなんだよ!紗矢の消息をつかむために調べたり、奴らのフリをして潜入してんだ!」
将は焼かれて膨らんだモチが縮むようにおとなしくなり、「紗矢は・・・・もういない・・・・」
「え!ま、まさか・・・・、アイツが紹介したいと言ってたのだが・・・」
落ち込むライ。
そんなライに将は続ける。
「ジェノスさ。あいつらがやった・・・・」
レイヤーたちは落ち込む男たちの姿を見て、言葉がでなくなっていた。
「な、なあ、協力するぜ。」慌てたような口調のライ。
「怪人バトルの参加者を乗せるトラックがあるんだ。それに乗ろう・・・。」
ライを見る将。ライは元気な口調で「つぶしてやろうぜ!ジェノスを!」
「ああ。」握手をする2人。
早朝6時。
人の通りの少ない山道に入ろうかというところ。辺りはまだ少し暗い。
「おーい!」トラックがライトニングの前を横切って止まった。
バイク「エレクトリッガ―」で近づき、バイクごとトラックの荷台に乗った。
「おいおい、助手席が開いてるぞ!」
「いや、俺は後ろでいい。」
「そ、そうか・・・。」
ライは戦闘員の衣装でヘルメットはつけていなかった。
トラックのエンジンをかけ、走っていく。
走行中、ライは話す。「アンタのベルト、ライトニングベルトだったな。どうやら、アイツらは新しいベルトの開発に成功したらしい。」
「そうか。」真顔で答える将。
「アンタのよりすごいかも!ってことだよ!それがあのジェノスタワーにあるんだよ!」
将は表情を変えない。
「アンタは欲しくないのか?」
「黙って運転しろ。」
「へいへい。」飽きれるライ。
しばらくすると、森の中に入り、そこを抜けた先に、そのタワーは存在した。
全高33メートルの高さを持つそのタワーは白く、まるで電信柱のかなり大きなもののようだ。
トラックでタワーに向かっていくと、2人の戦闘員が「敬礼」をし、駐車場へと誘導した。
トラックが止まると、その戦闘員が2人駆け寄ってきた。
「今日の参加人数は?」
「一人だ。」
「荷台を開けろ。」
「え?」少し慌てる戦闘員姿のライ。
「あ!」
2人は後ろに回った。が、もうすでに荷台のシートは開いていた。
「??」
ライトニングは戦闘員2人を背後から襲い、あっという間にやっつけた。
「あ~あ」飽きれるライ。
「もっと穏便に・・・!」
ライトニングは変身をといて、ライに近づく。
「このまま一人で行かせてもらう。」
「え?おい!俺も武器ぐらい用意したんだぜ!」
「外にでも出ておけ。」
「わかった!気をつけな!」
「ああ。」
将は駐車場から一気に中に入り、ロビーへ、そこでも戦闘員を複数やっつけて、エレベータへのり、
最上階を目指す。
「妙だな・・・。進みすぎる・・・。」不審に思う将。
すると・・・・エレベータが途中で止まった。「?」
開かない扉を両手で無理やりこじ開けて中間の通路なようだ。
前方の何かに気が付く。
「なるほどな・・・・」
「よう。」
「そろそろだろうなと思っていた!」
そこにはスティール・ハンマーが待ち受けていた!
「お見通しだったようだな。」
「俺がここに来させるようにエレベータを止めてもらったのさ。」
「そら!」早速ハンマーを投げるスティール。
間一髪で交わす。
「フフフ、人ってのは目の前で覚えた恐怖はどんなに成長しても消えることはない。」
ハンマーを戻しつつ話す。
「いいだろう。恐怖がなければ進化はないということもある。」
ベルトに手をやる将。「変身!」
体中に電撃が走る。
はー!っと拳をスティールの胸に一撃!しかし!「なに?」
「ははは!無駄だ!俺の装甲にはきかん!」
投げ飛ばされるライトニング。
床に激突!「く!」
「もう一発くらえ!」
ライトニングは腕に絡ませた。「お!」ビックリするスティール。
「それ!」グイッと引っ張って、転ばせた。
「ふん!おのれ!少しは強くなったようだな!しかし!」
ライトニングは「シューター」を撃つ。
「無駄だと言ってる!」
自信満々に胸に当てた。
「は!」
さらに驚くスティール。
ライトニングはジャンピングパンチを更にぶつけた。
「無駄だと言ってるだろうが・・・あれ??」
ボデイにヒビが入った。「ぐく!」苦しむスティール。
「お前に効かないのはわかっている。」
「な、なぜだ!?」
「シューターでお前の胸に当てて、そこにはまだシューターのダメージがわずかながら入っている。おれは同じところに再度攻撃した。」ゆっくり立ち上がりながらも、落ち着いた口調で話す。
素早く移動し、蹴りを繰り出すライトニング。「く、くそう・・・・!」
とうとう力尽きるスティール。
ベルトをはじき、「はー!」
「ライダー・・・キック!!!」
「ぐああああああああ!!」
倒れるスティール。
ライトニングは将の姿に戻ると、床に転がるスティールを見る。
「お前も利用されたんだろうな・・・」つぶやく将。
再びエレベータに乗り、ドクターたちの待つ最上階へと進む。
ドクター・ジェノスは倒れるスティール・ハンマーの姿をモニターで見ていた。
「どうしますか・・・。」同じくモニターを見て慌てる戦闘員たち。
「ここに入れてやれ。」
「は?」
「ヤツと戦わせてやりたいんだ。」
にやりと笑うジェノス。
「なぁ。轟雷。」
がっちりした男が奥からゆっくり歩いててきた。
戦闘員も一緒だ。
「ま、もしここが占拠されることがあっても・・・・」
ジェノスはまたしても笑っていた。
次回はいよいよ最後の戦い!
ディスクトップシアターフィギュアのチョッパーです。
「初心者向け」コーナーで100円で取ってモノで、めっちゃラッキーヾ(@°▽°@)ノ
見上げるチョッパーが良い感じで、カワイイです(=⌒▽⌒=)
カモメ?は左右の羽根が長さが異なります。ワンアングルモデルですね。
手(足?)を伸ばすチョッパー。
手紙を受け取る瞬間を表現してます~(‐^▽^‐)
心が和むディスクトップシアターフィギュアでした~。
























