コント台本「悪の組織のスカウト」

「あっ そこの君  今  時間大丈夫~?」

「…大丈夫ですけど… 何ですか…?」

「君 殺人兵器 作りたそうな顔してるね~
             バイオ技術とかに 興味とか…?」

「……興味は あります… けど…」

「………?」

「……実は 学会から追放されちゃってて……」

「あぁ… そういうことね  大丈夫 大丈夫
       ウチのアジトに来たら 好きな研究できるよ!」

「え~ 変な研究とか させられたりしませんか…?」


「大丈夫だよ~
そりゃ悪質な 悪の組織は 嫌がってる博士に
無理矢理 改造人間の手術をさせたりするけど
ウチは 優良な悪の組織だからね~」

「う~ん どうしよっかな……」

「まぁ 色々悩むのは 
 真面目に考えてるってことで
     良いことだと思うし…
    とりあえず コレ ウチの組織のパンフレット

    電話番号とか住所とか 書いてるから
    気が向いたら 連絡してね~」

「……分かりました  考えてみます…」

「それじゃあ~」

「ありがとうございました~」

(さて どうするのが 一番いいだろうか…)
~10分後~
電話をすることに決めた


「あの もしもし… 警察ですか? あ はい…
    実は 悪の組織の アジトを 発見しまして……」

(終)