レディ・レッスン~ポジティブガールの教科書
著:ケリー・ウィリアムズ・ブラウン
訳:鹿田昌美
2020/09/01
★ひとことまとめ★
自分を大事にできる女性になれそうです
↓以下ネタバレ含みます↓
作品読みたい方は見ないほうがいいかも
【Amazon内容紹介】
◆全米で話題の「女子力アップ本」ついに上陸!Q.あなたが本当にやめたいと思っていることは?
○大好きだけど人生は預けられない男性とのお付き合い
○昇進の見込みがない仕事
○つい飲み過ぎちゃうクセ
○元カレをネットストーキングすること…
一つでも当てはまる人には、すぐにこの本が必要です!
社会は、努力すれば必ず報われるというわけでもなく、正直でいれば成功するというものでもありません。
そこには、現実的な「ルール」と「作戦」があります。
本書には、大人としての「心構え」や「恋愛」はもちろん、「仕事」や「友人」、「家族」とのつきあい方まで、350もの超実践的アドバイスがユーモラスに書かれています。
どこから読んでもOK!ぜひ大人社会を生き抜くコツを身につけてください!
【感想】
こちらの本は、ふら~っと本屋さんに行ったときに注目っぽいコーナーに置かれていたので読むことにしました

気を付けていこうと思ったことを書いていこうと思います

・すべてのレッスンを一晩でマスターしようと思わないでください。そんなことは不可能です。すでにできていることもあれば、一生できないこともあるかもしれません。
それでいいんです。「できないことがある/まだしていない」ことをコンプレックスに感じないでください。
できたときには自分をほめてあげましょう。苦手なことは可能なら修正し、「たやすくできない/決してできない」という事実を受け入れてください。(P6)
・誰かに気をかけてもらうには、まず自分からメッセージを発し、気に掛けるだけの妥当な理由を相手に与えなければなりません。(P24)
・不安や怒りを感じている人に効果的なのが、「自分の中の不安や怒りの円」を認識することです。大きな円を描いて、その中に小さなこと(前髪がはねて困る)から大きなこと(地球温暖化!)まで、あらゆる心配ごとや怒りのタネを書いてみましょう。(P27)
・あなたはこれから一生、自分を道づれに生きていくのです。一人でいる時間を楽しめるように努力しましょう。
一人のときは、居心地よさそうにしましょう。ソワソワ、モジモジしない。退屈なムダ話に付き合ってくれる人を必死で探さない。救いを求めてキョロキョロしない。堂々と一人でいてください。(P29)
・悪いことが起きたとき「自分のせいじゃない理由」を考えない。
誰かのせいにする前に、そこから何が学べるか、または何を学ぶべきかを考えて!(P33)
・「世間に見えるのは自分の外側だけ」と心得る。彼らに見えるのは、今その瞬間の自分のうわべだけ。だから、うわべを整えるのは大切ですし、意外に簡単にできます。(P36)
・バカなニュースの受け売りじゃなく、自分の意見を持つ。事実関係をすべて頭に入れて理解し、自分の価値観のはかりにかけて、初めて自分の意見になります。メディアや親や恋人の意見をうのみにし、誰かの受け売りをあたりかまわず話すというのはダメなパターンです。(P38)
・どうしてバーやパーティーでは、たった3分間でも一人でいるのが苦痛なんでしょう。みんなに見られているような気がして、「私には友人がいない、社交性がない、孤独だ、私はこうでああだから人を寄せ付けないんだ…」などとくよくよ考えてしまいます。
でも実際には、あなたが一人で来ていることに、周囲の人が気づいていない可能性が大きいです。
不安な気分を和らげたいなら、近くの人に感じよく話しかけてみましょう。同じパーティに出席しているのですから、すでに共通点はいくつもあります。(P44)
・その人のよさや価値を決めるのは、生まれ持った特徴ではなく、人生で何を選び、何をしたかです。自分が選び努力した結果こそが、評価の対象であるべき。(P47)
・あなたは大人です。他人の言動に影響を受けるのを5分でおしまいにするか、それで人格まで変えてしまうかは、自分自身で決めていいんです。(P58)
・たいていの場合、嫌な態度をとられたのは、あなたのせいじゃありません。本人に原因があるのです。あなた自身、見知らぬ他人に陰険な態度をとったのは、どんなときでしたか?おそらく、別の何かの原因があって不機嫌だったのでは?他の人もそういうものです。(P59)
・「割り込む人」には間違いをそっと正してあげる。できる限り親しみやすい声で、単刀直入に教えてあげましょう。「私もあるある」という共感をこめた声色で。話せばわかるわよね、という楽観的な態度を示すこと。そして、ごく薄い鉄面皮をまとった、幸せそうな明るい笑顔をつくってください。
笑顔の内訳は、「ああよかった!これで誤解がとけましたね」が九割、「このバカ。列の後ろにちゃんと並べよ」が一割です。(P64-65)
・「今日は拭きとれるもの」も「明日は固まる」と心得る。こぼしたり落としたりしたものは、ただちに拭きとりましょう。(P73)
・会った人にフォローメールを送る。帰宅したらメールを送りましょう。内容は、「お会いできてよかったです。またいつかどこかでご一緒できますように」。(P92)
・「職場のキーパーソン」をつかむ。大事なのは「裏のリーダー」の存在です。(P98)
・机の上がきれいだと優秀に見える。私のほうから日時を決めさせていただきます。毎週水曜日の午後3時17分からの13分間を、整理整頓とリサイクルと水拭きタイムにしてください。(P104)
・職場では、「感じがいい人」よりも「仕事ができる人」になる。しばらくの間は感じのよさや愛嬌でごまかせても、最終的には痛い目をみるでしょう。(P107)
・猛烈に嫌われたら、芽をつみとるか徹底的に避ける。(P111)
・お金に責任を持つ。衝動をコントロールする。将来のことを考えてご褒美を後回しにする。至近距離で、素敵なモノが「ハーイ!ケリー!」と誘っているのに買ってあげないなんて、つらくて胸が張り裂けそうです。(P117)
→わかる。。。。物が私を誘ってくる。。。
・予算を守ることで、自由が生まれる…収入から支出と貯金を引けば…残りはすべで自分の好きに使える!罪悪感を持たずにお金を使えるのよ。(P121)
・数枚の紙幣と引き換えに、世界中のあらゆる素敵なものが手に入るなんて最高ですよね!でも、買い物は飲酒に似ています。控えめにすることもできますが、破滅とまではいかなくても、行き過ぎたり、身を滅ぼしてしまう可能性もあるので。(P122)
・残高が残りわずかなときにクレジットカードで買い物することは、絶対にやめましょう。仕事で必ず着る服でもいけません。もう二度と出会えない完璧なアイテムでもダメです。負債は、最大最強の恐ろしい敵。
クレジットカードは、月々の支払い自体はわずかですむが、負債のためにただ働きをしていることになる。(P123)
・シミ取りにヘアスプレーと食器用洗剤を。シミ取り洗剤は効果に当たり外れがあるけれど、ヘアスプレーをかけるだけで、ほとんどのシミが取れるそうです。食品や油脂の汚れなら、透明な食器用洗剤を使いましょう。(P137)
・この広い世界には、「これがあれば他のものは我慢できる」と思える健康的なおやつが、二つや三つは見つかるはずです。家に大量にストックして、いつでも気兼ねなくボウル一杯食べても大丈夫です。(P147)
・好きな食べ物を「人間が本当に必要な分量だけ」食べることです。ポテトチップスの大袋の半分は、一人分ではなく、一日に必要とされる摂取カロリーの4分の1なのです。一回の量を減らすコツは、①ゆっくりと食べる②次に手を伸ばす前に少し待つ の二つです。(P148)
・顔を手で触らない。自分が病気にかかるのを防ぐ方法は、こまめに手を洗うことと、顔を触るクセをやめることです。正しい手洗いは、最低30秒間ごしごし洗うこと。菌の細胞壁を壊すためです。(P152)
・今の「ラク」より50歳の「綺麗」を選ぶ。日に焼けた肌をキープするのと、50歳になっても綺麗な肌でいるのと、どちらが大切ですか?今すぐ決めてください!(P153)
・人間関係の価値は、絶え間なく同じレベルの親交を続けることではなく、12歳でも、20歳でも、25歳でも、変わらず友人でいられることにあるのです。「旧友」は新しくつくることができません。(P167)
→細かいことですが、本では実際は年齢が漢字で書かれているのですが、P153では数字で書かれているのですが、これには意味があるのでしょうか…?間違い…?
・具体的にしてほしそうなことを予測して、「やっておきましょうか?」と申し出ましょう。「何かお手伝いできることない?」ときかれたら、本当は必要なことがあっても友人の重荷になるのを恐れて「ううん、大丈夫」と答えてしまいがちです。(P190)
・不必要に誰かを傷つけない。自分が傷ついたときは自尊心を大切に。自分にとってよくないものや人から、立ち去るだけの気品と自尊心を持ちましょう。(P194)
・「悲しいシングル生活」の有効な解決法は、「シングル」を卒業することではなく、「悲しい」を卒業することです。一人時間の楽しみ方を覚えましょう。一人でも平気な人は、「必要だから」ではなく「自ら選んで」誰かと付き合うことができます。「選ぶ」ことが重要なのです。(P196)
・恋愛関係を長続きさせるプロセスには、簡単でも楽しくないことが多いものなのです。現実的な恋愛とは、毎日他人を愛する決心をすることです。たとえその人が、ときに最悪にうっとうしく思えても。
人を愛するということは、一回限りの行為ではありません。いったん手に入れたら永遠に守らなければならないのです。(P216)
・家族を変えることはできません。でも、家族との関わり方を変えることはできます。家族のよい部分は見習う。家族にまつわる混乱や揉め事は回避する。そんなふうに対処法を選べばよいのです。(P238)
・時にはレストランでごちそうする。余裕があるときでいいのです。食事をご馳走するのは、間違いなく大人のふるまいですし、二つのメッセージを親に伝えることができます。①夕食をご馳走できるぐらい稼いでいます②親だけに負担をかける親子関係は卒業したことに気づいていますよ(P243)
・他人の言動に心を傷つけられた解決策は、傷つけ返さないこと。傷つけても、自分の傷が消えるわけではありません。何の役にも立たないのです。他人の言動はコントロールできません。コントロールできるのは、自分の反応だけなのです。(P263)
おおむね読んでいて、なるほどね、とか、そうそう~って思ったのですが、唯一納得できなかったのは、
・長期休暇はのんびりできなくて当たり前。事前に長時間の残業をして仕事をなんとかまとめ上げ、おかしなことが起きていないかと心配しながら休暇を過ごし、遅れを取り戻すために何週間もしゃかりきに働くのが現実です。(P107)
いや、休みは休みなさい…。心穏やかに休めないことが当たり前みたいな風潮はやめてほしいけどな~。
日本と海外では違うの??日本は働きすぎといわれるけれど、海外でもそんな感じなの??
この部分だけは同意できませんでした~


